愛していると言ってくれ: 寡黙な御曹司はこじらせ処女を離さない (オパール文庫)

著者 :
  • プランタン出版
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829684665

作品紹介・あらすじ

「目を逸らすな」
資産家の息子、鷹弥に欲情した瞳で射貫かれる。
初恋の彼に一度だけ抱かれるはずが、何度も身体を重ねて。
多くを語らない彼の本心はわからないけれど、キスだけで麻子の下腹は潤んでしまう。
強引な愛撫に身悶えれば、熱杭を泥濘に沈められる。
快感が過ぎて逃げを打つと「君は俺のものだ」と抱き寄せられて……!?
独占欲過多の御曹司と淫靡な執着系ラブ!

感想・レビュー・書評

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  • 確かに某有名ドラマが脳内に過ぎるタイトル。
    誤解から毛嫌いすらしていた相手にあっさり陥落する御曹司。
    その誤解を解く方法がこれまた、売り言葉に買い言葉だったと思うけれど、抱いて処女を確認するとはかなりの荒業である。
    途中で気付いたのにやめなかったあたり、その時点でやられてたな、彼。

    何とか誤解が解けた二人だけれど、後半は麻子の方が別種の誤解するすれ違いに突入

    全ては互いにきっちり言葉にしなかったせいではあるが。
    タイトルの通り「愛している」と言ってくれと強請るより、まずは自ら口にしておけば、こんなややこしいことにはならずに済んだだろうに。
    ※章タイトルはゆえに「愛していると言わせてくれ」になっている。

    こういうとき、女性はさっと身を引く。
    麻子の行動は早かった。
    ただ彼の未練がそれを上回った。
    時間はかかったけれど、追いかけてくるんだから。
    その後はやや無理矢理に近かったけれど、どうもこの二人は体繋げた方が話が早いようで。
    結局こちらの誤解も抱いて解くという荒業に。
    し、幸せならいいんだ、それで。
    余裕のない彼が心配になっただけだ。

    思い返すと、麻子は純情一途なはずなのに、やっていることが荒業で。
    全部彼のせいだな。
    そういうことにしておこう。

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著者プロフィール

愛知県名古屋市出身。恋愛要素が強いミステリー小説を愛読。「恋愛イニシアティブ」で第6回アルファポリス恋愛小説大賞・特別賞を受賞。同作にて出版デビュー。

「2015年 『恋愛イニシアティブ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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