野鳥と木の実と庭づくり (BIRDER SPECIAL)

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  • 文一総合出版
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829975046

作品紹介・あらすじ

植木屋の知識と知識と野鳥写真家の観察眼を持つ著者が、野鳥が好む木の実をはじめとする100種以上の「鳥と木の関係」を写真で紹介。木の選定や配置といった具体的な野鳥が来る庭づくりのノウハウも紹介する。

感想・レビュー・書評

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  • 著者の長年の野鳥観察と好奇心でできてるすごい本。この木の仲間は毒のある実をつけることが多いと書かれている直後に、実を食べてみた感想が書かれたりしててビビる。

    鳥が実を食べる低木を知りたくて借りた。鳥の好む実をつける木は高木が多いみたいだけど、低木もあって助かった。
    著者の観察経験から、それぞれの木の実が鳥に好まれるか、他になにもないときに仕方なく食べるかがわかって、木を選ぶときの良い判断材料になってくれそう。

  • まぁ、それなりだと思う。
    叶内さんは農大卒業後園芸の仕事をしていたので、「プロではないから」と自戒しながらも、樹木についても大きくまちがったことは言っていないのではないかと思う。
    樹木毎にページが別れていて、それに来る鳥の写真が並べてある、という樹木中心であり、実の色がページ端にぬってインデックスにしているなど工夫があるが、はたして実を観たらそれがどのページに載っているか、すぐわかるかは疑問。
    葉の図鑑のような検索表があったほうがよいのではないかと思う。叶内さんは「野鳥が識別できる本」でそのようなことをやっていたので、その気になればできると思うが。
    先出のハンドブックと基本的な作りと樹木の情報はあまりかわらず、より大きさも厚さ、写真の数も充実して、そのデラックス版と考えてよいかも。1冊持つならまずはハンドブックか。
    自宅に庭を持っている人は、こっちの巻末の庭造りの解説が十頁程度あり充実していてお奨め。(ハンドブックでは3頁のみ)

  • どんな木を庭に植えたらいいかの参考にしました。
    木の大きさや、特徴、来る鳥の情報、庭向きか鳥に人気があるか等がわかりやすかった。鳥の写真が多いのはGood 
    野鳥が好む庭づくりのチャプターも、実際の庭の解説や写真も参考になりました!

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著者プロフィール

1946年、東京都生まれ。子どものころから動植物に興味をもつ。主な著書・共著書に『鳥景色』(講談社)、『鳥に会う旅』(世界文化社)、『りんご 津軽リンゴ園の1年間』(福音館書店)、『ポケット図鑑 日本の鳥300』『フィールド図鑑 日本の野鳥』(文—総合出版)など多数。

「2021年 『野鳥手帳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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