キャッシュレス経済 ―21世紀の貨幣論―

著者 :
  • 文眞堂
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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784830950018

作品紹介・あらすじ

キャッシュレス化は北欧だけではない。アメリカ,アジア,アフリカなど世界中で進行中のキャッシュレス化の現状をつぶさに解説。技術面では後れを取っていないものの普及面の課題を抱えている日本に鋭い提言を投げかける。キャッシュレス経済と人生100年時代に負けないマネープランの作り方も解説。多方面から「おかね」の本質に迫る話題作!

感想・レビュー・書評

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    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/726436

  • 338||Ka

  • 現金主義の根強い日本。実はキャッシュレスの歴史も古く、技術面でもヒケを取らない。他方、筆者は、日本が全くダメな分野である金融教育にもスポットを当て、最後に読者に「おかねとはなにか」を問いかけている。

  • 難しい!けど飛ばさずゆっくり読んでみた。
    第1章 キャッシュレスは新しくない!
    言われてみればそうだ。キャッシュレスというサムシングナウな言葉が流行っているが、もともと人類はキャッシュなどなかった。
    第2章 銀行はオンラインからモバイルへ
    欧州のモバイル事情が興味深かった。日本は後進国なのか~。
    第3章 世界に広がる電子マネー
    ここでも世界の電子マネー事情が興味深い。
    第4章 仮想通貨が世界を変える
    仮想通貨の用語集やビットコインの仕組みがしっかり書かれていて勉強になった。…いや勉強になったと言えるほど理解できていない。難しい~
    でも知ることによって「なんか胡散臭い」「なんか怖い」というボンヤリイメージが多少払拭された。
    第5章 迫りつつある電子通貨の時代
    ここでも難しい用語いっぱい。
    第6章 キャッシュレス経済の行方
    変わりつつある(既に変わっている部分もある)支払いの形に驚き。人体に装置埋め込んで、手をかざして「ピッ」が既に実施されていることに驚愕。驚愕というより怖い。だが現実。
    第7章 キャッシュレス時代の金融教育
    幼少からおかねを生きるために必要なものとして教育することの大事さが染み渡ってきた。子どもができたら実践だ。
    第8章 「おかね」とは何か
    「通貨とは購買力を表す記号である」シンプルな結論がまず述べられる。その後その裏付けが述べられるが、メチャクチャ納得。

  • 東2法経図・6F開架 338A/Ka96k//K

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