幼稚園教諭になるには (なるにはBOOKS)

  • ぺりかん社
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  • Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784831515506

作品紹介・あらすじ

女子の「なりたい職業」ではつねに上位を占める幼稚園教諭。子どもたちの成長過程を身近で感じ、自分も一緒に成長していける職業です。幼保一体化や無償化、全国に広がりを見せる認定こども園など、さまざまな角度から幼児教育の現状を伝えつつ、子どもたちと向き合う先生たちの姿を紹介。求められる資質や今後についても考えていきます。

感想・レビュー・書評

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  • 娘と同じく、お世話になっている幼稚園の先生のことが大好きな私。先生はどんな風にどんなお仕事をされているのか知りたくて読みました。
    世界最初の幼稚園は1840年、ドイツでフレーベルによって生まれたことは有名な話ですが、

    「キンダー」(幼児)の「ガルデン」(庭、花園)、つまり「幼児の園」で幼稚園。←なるほど!
    フレーベルは、庭の草花が園丁(庭師)の適切な世話により、色とりどりの花を咲かせ実をつけることと、幼児の教育は同じだと考えた。幼児教育は一人ひとりの個性に即して教育する場であることが大切であるとし、そのよさを発揮させるうえで「遊び」の重要性や自然のなかで育てることが大切だと考えた。それが日本に導入(1876年)された。
    個性が発揮されるために「遊び」を重要視することから始まったのに、なぜかへんな早期教育を押し進めるような幼稚園もあったり、保護者がいたりするのも不思議。それはきっと目先にとらわれて、のちの人間性に目を向けていないためだと感じた。
    幼児期から主体的な遊びが少なく、勉強ばかりの子は将来どんな大人になるんでしょうか。失ったことに気づくのは本人にも難しいことだと思います。

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著者プロフィール

大豆生田啓友:玉川大学教育学部教授。1965年栃木県生まれ。青山学院幼稚園教諭などを経て現職。専門は、保育学・乳幼児教育学。日本保育学会副会長、こども環境学会理事。著書に『あそびから学ぶが生まれる動的環境デザイン』など。

「2018年 『BIOCITY ビオシティ 76号 子どものための屋外環境』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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