- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784831516442
作品紹介・あらすじ
2007~9年にかけて刊行され好評を博した『5教科が仕事につながる!』シリーズの続編。「各教科の学びから育まれる見方・考え方が仕事や社会でどのように役立つのか」を、さまざまな職業人のインタビューを軸に紹介。第2弾は「言葉」で世界を創造する作家から「声」で表現する声優、誰かの力になるために「言葉」を用いる弁護士やウェディングプランナーまで、幅広い分野で役立つ「国語」の魅力を伝えます。
感想・レビュー・書評
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国語で学んだことは、社会に出たときどのように役立っているのか? という子どもたちの素朴な疑問に答えようと、様々な職種で働く人たちに話を聞いたインタビュー集。
一人一人の働く方のインタビューで語られるエピソードは、なかなか面白かった。個人的には、ウェディングプランナーの煤田さんが、「再入場のときにバズーカを打ちたい」という要望を新郎新婦から受けた話が好き。
ただ、この本を読んで、国語の勉強ってそういう風に役に立っているんだ、と思えるか、と聞かれるといまいち、そうは思えなかったというのが正直な感想だ。バスケ選手、弁護士、ウェディングプランナー、声優といった仕事は、「言葉を使っている」と言ってしまえば、国語と結び付けられる。けれども、やっぱり、学校で行われている国語の授業とそれぞれの職能との距離があり過ぎて、どうしてもこじつけの感が否めなかった……。何より、それぞれの方の回答に、国語を学んでいてよかった、という実感をあまり感じられない。
今回、この本を読んで考えたのは、言葉の能力というのは、「言葉で何をするか」の「何を」の部分が専門性であり、大事な部分なのではないかということだ。この「何を」の部分とは独立して、「国語力」とか、「コミュニケーション能力」とか、言葉の能力なんてものはないのではないか、という確信を読んでいた強めた気がしている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
文章での説明が多め
「国語の時間」だから? -
中学生や高校生向けに国語の書くとか話すとか読むという力が、実際の職業のどんな場面、どんなところで役に立つのかを説明した本です。最近の高校生に人気の声優についても書かれているなど情報が新しいなと思いました。とても読みやすいです。
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【請求記号:366 マ】