平安人物志 (法蔵館文庫)

著者 :
制作 : 山田 邦和(解説) 
  • 法蔵館
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  • Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784831826169

作品紹介・あらすじ

歴史は、人が創る――。
考古学と文献史学を統合した「古代学」を提唱した角田の博識と推理が冴え渡る、41篇の人物史。
陰謀、秘策、栄華、悲劇。無名の女官や平凡な中級貴族、禁断の恋に身を焦がした皇女まで。
平安朝を生きた人々の数奇な生涯を鮮やかに描き出し、歴史のなかの女性の役割に光を当てた歴史的名著。
上巻は、藤原北家繁栄の礎をつくった不比等の娘たち、菅原道真怨霊説の黒幕など、平安時代を知るための必読論考収載。

【目次】
不比等の娘たち
伊福吉部徳足比売
藤原清河とその母
藤原袁比良
氷上陽候
藤原人数の素姓
藤原朝臣家子
板野命婦
竹野女王
大和宿禰長岡の事蹟
田村麻呂の母
葉栗臣翼の生涯
山科大臣藤原園人
唐【イ+舞】師春海貞吉
亭子の女御
小野小町の身分
恬子内親王
 *
右大臣源光の怪死
長野女王
石川朝臣長津
藤原基経の室家
菅家の怨霊
天神道真の怨念と功徳
尚侍藤原淑子

あとがき
初出一覧

著者プロフィール

1913年福島県生まれ。1937年京都帝国大学文学部史学科卒業。1939年~42年イタリア留学。1949~53年大阪市立大学助教授。1951年同学の士と共に古代学協会を設立。1953~67年大阪市立大学教授。1967~88(財)古代学協会運営の平安博物館教授兼館長。改組により1988年古代学研究所教授兼所長(現在)1990年(財)古代学協会理事長(現在)。(社)紫式部顕彰会会長(現在)。文学博士。著書『増補 古代学序説』(1991年 山川出版社)『王朝の残映』(1992年東京堂出版)ほか多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「1986年 『角田文衞著作集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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