平安人物志 (法蔵館文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784831826176

作品紹介・あらすじ

歴史は、人が創る――。
考古学と文献史学を統合した「古代学」を提唱した角田の博識と推理が冴え渡る、41篇の人物史。
陰謀、秘策、栄華、悲劇。無名の女官や平凡な中級貴族、禁断の恋に身を焦がした皇女まで。
平安朝を生きた人々の数奇な生涯を鮮やかに描き出し、歴史のなかの女性の役割に光を当てた歴史的名著。
下巻は、紫式部の生涯や建礼門院の晩年を明らかにした論考など収載。『源氏物語』『平家物語』の舞台となった、平安後期の都人が哀歓とともによみがえる。
解説=山田邦和

「目次」
太皇太后藤原隠子
菅原の君
道吉常の愁状
源久曾

右大臣道綱の母
為光の娘たち
大春日兼平
紫式部
源典侍のことども

むまの中将
大輔の命婦
高階光子の悲願
為盛朝臣行状記
藤原行成の妻
中務典侍
二人の義経
建礼門院の晩年

あとがき
初出一覧
解説 平安の都の人々への憧憬 (山田邦和)

著者プロフィール

1913年福島県生まれ。1937年京都帝国大学文学部史学科卒業。1939年~42年イタリア留学。1949~53年大阪市立大学助教授。1951年同学の士と共に古代学協会を設立。1953~67年大阪市立大学教授。1967~88(財)古代学協会運営の平安博物館教授兼館長。改組により1988年古代学研究所教授兼所長(現在)1990年(財)古代学協会理事長(現在)。(社)紫式部顕彰会会長(現在)。文学博士。著書『増補 古代学序説』(1991年 山川出版社)『王朝の残映』(1992年東京堂出版)ほか多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「1986年 『角田文衞著作集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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