永遠の子どもたち

著者 :
  • 法蔵館
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784831872173

作品紹介・あらすじ

「人間」に尽きぬ興味を抱き,やさしい目で揺れ動く子どもたちの心の動きを見つめつづけた著者が遺した,夢やたましい,ファンタジーや神話にひそむ,「人間の本質」をとらえた珠玉のエッセイ集。

感想・レビュー・書評

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  • 故秋山さと子先生が、永遠の少年の元型について思うところを書かれた本。フランツ女史の「永遠の少年」に比べたら、それはそれは読みやすくて分かりやすいです。くだけた文章ですが、深い内容になっていると思います。<br><br>

    文中で、ちょっとしたフランツ女史の星の王子さま解釈に対する批判を覗くことができます。フランツ女史は「永遠の少年」の否定的側面に、秋山先生は肯定的側面に焦点を当てて書かれているように感じました。

  • 専攻が農学だから読めるか不安だったけれども、性と聖の章は特に楽しく読めた。
    恥ずかしながらフロイト派とユング派も知らない状態で読んだので、基礎的なところを勉強し直してもう一度チャレンジしてみたい本。

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著者プロフィール

秋山 さと子(あきやま・さとこ)
1923年東京生まれ、1992年没。ユング派の心理学者で、お茶の水女子大学や駒澤大学などに務める。著書に『ユングの心理学』(講談社現代新書)、『ユング心理学へのいざない―内なる世界への旅』(サイエンス社)、訳書に『ユングとタロット――元型の旅』(共訳、新思索社)など。

「2020年 『グノーシスの宗教 増補版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

秋山さと子の作品

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