図書館の主 4 (芳文社)

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  • Amazon.co.jp ・マンガ (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784832233348

感想・レビュー・書評

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  • この本読むと、読みたい児童書がいっぱい出て来る。

    「星の王子様」、もう一度読んでみようと思った。
    人魚姫も。
    意訳されていない童話、読みたくなった。

  • 書店で平積みされているのを買った
    よんでみて、図書館と児童書と利用者と司書の間に心地よい空気感を感じられたので、集めている

    タチアオイ児童図書館に集まる人人を描いたマンガ
    本巻では、登場人物が増えて人間関係ができてきたので、ひとつのストーリーが長くなってきている
    司書という職業の捉え方、意訳されていない児童文学の魅力、図書館が仲介する人と人との絆、などが描かれている
    図書館学の本で読むよりも、かみくだかれているので、感情移入しやすくよみやすい
    やっぱり、図書館は宇宙の一つだ

  • 星の王子さまが読みたくなりました。
    図書館で借りてこようかな~?

  • 半年に一冊のペースかぁ、、、未だ1冊も読んでません。。。

  • 個人的には星の王子さまの解釈が自分とは異なった。

    「児童書が面白いということは大人になりきれていない」
    というのは、自分は全く思わない。
    というか、物語のジャンル分けがそもそもおかしいと思っている。

  • ・この巻では、司書資格と「注文の多い料理店」、真奈とクリスと「人魚姫」、図書館に来なくなった宮本と大人になるということと「星の王子さま」。森下と児童文化研究部と新入部員たち。
    ・前から思ってたけど、表紙カバーの本の背中の絵たち、単にグラデーションのかかった長方形ってだけでは物足りないよね。本にこだわりのある人がこういうの書くなら普通一冊一冊の特徴を描き分けていくもんやろなあと思うんや。書名や著者名もわかるようにして。架空の本でもええし実在の本でもええと思うけど。

    ▼タチアオイ児童図書館についての簡単なメモ(一巻目から累積)

    【あしながおじさん】金子にとって思い入れのある本。彼女いわくジュディは18歳でけっこうな年齢だった。個人的には中学生だったある早朝4時頃からたまたま読みはじめてけっこう面白くて一挙に読み終えた記憶がある。巻末の「図書館通信」でウェブスターがマーク・トウェインの姪だって初めて知った。
    【阿藤】夏夜の友人。自衛官。
    【伊崎/いさき】谷岡書店の書店員。児童書担当。本を説明するとき熱くなり暴走しがち。勝手に御子柴をライバル認定していた。絵本作家志望。
    【板谷夏夜/いたや・かよ】児童図書館の元気な女性司書。司書の資格は持ってなくオーナーが気に入って図書館に勤めることになった。どうやら元自衛官のようだ。
    【うた時計】新美南吉の作品。二宮が読んだ。
    【貝の火】宮澤賢治作。夏夜に因縁のある本。《泣くな こんなことはどこにでもあるのだ それをよくわかったお前は 一番さいわいなのだ》
    【桂】→津久井桂
    【金子】宮本の部下。シングルマザーだが娘を使って宮本にアプローチをかけている。後にみずほの恋を応援する? 後に伊崎と高校の同級生だとわかる。
    【金子理沙】→理沙
    【夏夜/かよ】→板谷夏夜
    【神崎翔太】→翔大
    【神田みずほ】→みずほ
    【クリス】吉川父が連れてきた少年。日本に来て以来少し狂暴に? どうやら翔太となら言葉は通じなくても意思疏通ができているようだ。
    【クリスマス・キャロル】御子柴が幼い桂にあげた本。
    【高坂/こうさか】谷岡書店の書店員。熱くなりがちな伊崎のフォローをしているやさしげな男。目が筋。
    【高坂正義】→正義
    【幸福の王子】御子柴が子どもの頃に読んだ。
    【小手川葵】児童図書館のオーナー。品がよく茶目っ気のある老女。一流企業小手川グループの会長。
    【佐野大樹】→大樹
    【司書資格】個人的にも司書資格を持ってはいるが、仕事内容は資格を持っていなくてもそう時間をかけなくてもできるようになっていくものだとは思う。ただ、資格を取るための勉強の中で特に考え方などの面で得るものは多かったと思うし、この資格を取ろうと思うこと自体がある種のラインとなって図書館の中の人を形づくっていくと思う。
    【翔太】神埼翔大。活発な小学生。御子柴をキノコ頭呼ばわりする。父親は新聞記者。「翔大」って字やと思ってた。
    【少年探偵団】翔太がしばらくハマっている。
    【杉下真奈】→真奈
    【大樹/だいき】小学生の頃よく図書館にきていたけど中学生になって来なくなった。友人の正義と本の中に手紙を隠すスパイごっこをしていた。
    【宝島】神埼翔太が読んでかなり熱中した。
    【タケシ】神埼翔太の友人。
    【タチアオイ児童図書館】舞台となる私設図書館。小手川葵がオーナー。古い公民館を改築した。
    【谷岡書店】伊崎や高坂が勤める書店。タチアオイ児童図書館が本を仕入れている。児童書が充実している(伊崎のおかげ?)。
    【津久井桂】桐ヶ谷高校児童文化研究部の3年。黒髪ロングの美少女。実は御子柴の妹。なにやら軋轢があるようだが?
    【徳間】御子柴が子どもの頃に行ってた図書館にいた年配の口うるさい男性司書。トクさんと呼ばれていた。
    【朋ちゃん】御子柴が子どもの頃に行ってた図書館の女性司書。
    【取手/とりて】宮本の旧友。
    【西野】森下の後輩。児童文化研究部の新入部員の一人。母親が読み聞かせなんかをやってたらしい。
    【ニルスの不思議な旅】吉川ママが読んだ。
    【長谷川】子どもの頃空襲で死んだ友人の雄三が読んでいた小説を探していた老人。
    【星の王子さま】なるほど「君の膵臓を食べたい」はもうひとつの「星の王子さま」やったわけか。
    【本】《お前が本を選ぶんじゃない 本がお前を選ぶんだ》1巻目の名言。
    【正義】高坂正義。本屋の高坂の息子。見た目そっくりだがそう言われるのを嫌がる。
    【真奈】図書館によく来る小学生。神埼翔太と同じクラス。翔太はどうやら意識しているらしい。なぜか御子柴のことが好きみたい。
    【御子柴】主人公。児童図書館の傲岸不遜でクールな男性司書。メガネのキノコ頭。図書館の本のことなら何でも知っている。
    【みずほ】神田みずほ。児童図書館の司書。メガネで髪の長い女性。内気でおだやかっぽい。読み聞かせ会では癒し系の話が得意。どうやら宮本のことが気になるらしい。
    【宮本】ゲロ吐いた公園のそばにあった児童図書館に入ったサラリーマン(課長)でなぜか常連となる。主人公というか狂言まわしというかそんな立場。優しい性格。金子情報によると実家は金持ちだとか。いずれその話もあるか? はまるとズブズブいくタイプ。バンドやってたという黒歴史を持つ? あれ?一巻の時点で二宮って名前やと思ってた。ので訂正。
    【森下】桐ヶ谷高校児童文化研究部の2年生。ショートヘア。クリスマス会のパネルシアターを仕切る。その後新入部員への対処に悩む。
    【八田/やつだ】宮本の旧友。
    【洋平】幼稚園児。夏夜のファン。《おねーちゃんはオレのなんだからベタベタすんなこのモジャモジャ!!》と伊崎に敵意。理沙ちゃんも好き。のちに桂のファンにもなる。末恐ろしい。
    【吉川パパ】玲央の父。ちょっと無愛想。最初睨まれたと宮本は感じた。名前は「ケント」と読むらしい。
    【吉川ママ】玲央の過保護ママ。過保護のあまり暴走しがちで宮本を悪役認定する。後に優しいママとなる。
    【吉川玲央】→玲央
    【読み聞かせ】タチアオイ児童図書館では、癒し系は神田みずほ、臨場感あふれる系は板谷夏夜でホラー系は御子柴が得意。
    【理沙】金子理沙。金子の娘。
    【玲央】吉川玲央。母親が厳しい。最初は「怜央」って字やと思ってたが。
    【ロバート=テイラー】クリスの父。吉川父の同僚。
    【若草物語】御子柴が図書館に入りたての神田みずほに勧めた本はこれと「赤毛のアン」。

  • 赤ずきん
    『エーミールと探偵たち』
    『オオカミ王ロボ』
    『ゲド戦記』
    『三銃士』
    サン=テグジュベリ
    『砂の妖精』
    『注文の多い料理店』
    『たのしい川べ』
    『チョコレート工場の秘密』
    『飛ぶ教室』
    人魚姫
    ホームズ

  • (2017-10-27L)

  • 一度出たキャラクターを再登場させながら、また人間ドラマを描いていくのが目立つ第4巻。再登場のさせ方はとてもうまく、色々な話が読めるのが魅力だ。
    なかでも主要キャラの個人回は読みごたえがあるものだが、今巻に収録されている宮本の話はちょっと気合が入りすぎている、というような印象を覚えてしまった。『星の王子さま』を題材にしているのだが、いつもよりそのストーリーの使い方も長くなってしまっているし…。
    ただ落としどころはじっくりと考えたくなるようなテーマであったし、今後の宮本に期待したくなる。

  • 絵が好きじゃなくて、入り込むまでに3巻までかかってしまった。

    4巻は今のところ一番好き。

    「注文の多い料理店」に、賢治があんな素敵な序章を寄せていただなんて知らなかった!さっそく借りてみよう。

    知ってたつもりの人魚姫を読み返して涙する少女2人もかわいかったし、なんと行っても図書館王子と「星の王子さま」は最高だった!御子柴が最後に大笑いするシーン、好きだなぁ。うまいなぁ。

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