ごほうびごはん 12 (芳文社コミックス)

著者 :
  • 芳文社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784832237551

感想・レビュー・書評

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  • 前の巻が波乱万丈だったのに比べると全体にのんびりモード。(カナさん以外)
    小湊さんの出番が少なくて少し寂しい。

  • カナさんの夢が叶った巻
    きなこと桃ちゃんが再会できた巻。
    かき氷を主食にしていた滝さんが、料理を進んでしているなんて…(泣)
    神巻!!

  • ほのぼの読みやすい
    磯貝さんと、なのかな??

    エビチリ焼売
    ポン酢トマトトースト
    大根餅
    トマトつゆそうめん
    スパニッシュオムレツ

  • 今巻も、ほっこりさせてもらえた
    このイイ感じの緩さが出ている食漫画は、この『ごほうびごはん』と新久千映先生の『ワカコ酒』くらいじゃないだろうか
    あくまで、私個人の印象だけど、咲子さんとワカコさんは良い友達になれそうな気がする
    お互い、美味しいモノを食べて幸せになれる才能があるし、そもそも、咲子さんのオーラを浴びて、敵対心を抱く人間がいるとは思えない
    そんな事を、ついつい考えてしまう一ファンとして、今、この『ごほうびごはん』にやってほしいなぁ、と願う事は、まぁ、色々とある
    『ワカコ酒』とのコラボも、その一つなんだが、ドラマ化と青柳主任を主人公にしたスピンオフも期待している
    女優さんには、あまり詳しくないので、ファンとして求めるのは、容姿が咲子さんに似ている事より、高い演技力と美味しいものを食べた時のリアクションだけだ
    青柳主任メインのスピンオフ、これは、コミックゼロスで活躍している駄菓子先生に引き受けてほしい
    駄菓子先生の漫画を読んでいる人には、絵柄が、こもとも子先生と違い過ぎるだろ、とツッコまれそうだが、あえて言いたい、だから、いいんじゃないか、と
    この『ごほうびごはん』の女性陣の中でも、特に人気があるであろう青柳主任
    きりっとした仕事時の姿もカッコいいが、彼女の魅力が特に発揮されるのは、やはり、食事中だ
    ポンコツとまではいかないにしても、ギャップを感じさせる可愛さがある
    そのオンオフをしっかりと描いて、青柳主任の人気をより高められる実力があるのは、駄菓子先生だ、と私は信じている

    初っ端から、我儘をぶっこんでしまったが、この(12)の本編もグッと来たのは事実である
    ファンの方々なら既知の事だろうが、『ごほうびごはん』は人間ドラマが骨太だ
    ほっこりとさせつつも、弛ませない、読ませるストーリー展開
    やるなぁ、こもとも子先生、と毎巻、感心させられ、勉強させてもらっている
    この(12)で、一歩前進を果たしたのは、咲子さんの大親友の一人でもあるカナさん
    私自身が、小説家デビューしたくで、もがいて、足掻いて、踏ん張って、自分で作ってしまった壁をぶっ壊そうとしている真っ最中なので、「子供を喜ばせられる絵本を描きたい」って夢の為に努力しているカナさんはカッコよく感じる
    人によっちゃ、世の中、こんな上手く行きっこない、とツッコみたくなる展開かもしれないけど、漫画には希望を与えて貰いたい私としちゃ、アリだ、これは
    咲子さんにしてもそうだが、カナさんもまた、対人環境に恵まれている
    夢を持っていること、その為の努力をバカにしない人が、周りにいるからこそ、カナさんは自分に嘘を吐かず、邁進出来たんじゃないだろうか
    なりたいモノになるには、自分が努力するしかない訳だが、努力を続けるには周りのサポートも大切なのだろう
    当然のことだが、夢に向かって頑張ってりゃ、無条件で周りが助けてくれる訳じゃない
    助けて貰える人は大体、周りを助けている人だ
    カナさんもまた、自分の夢と同じくらい、家族や友人を大切にして力を貸してきたからこそ、こうやって、支えてくれたり、アドバイスを貰えたりして、ついに、一歩前進が出来たんだろう
    これからがより大変だろうけど、きっと、カナさんなら大丈夫だ、と信じられる

    この(12)では、カナさんの話だけではなく、咲子さんと磯貝さんの仲にも注目だ
    ラヴい感じは、まだ、正直、出ていない
    ほんのりと漂っているような気もするが、恋愛ドラマが始まった、と言えるほどではない
    ただ、二人の中で、お互いが、ちょっと他の人とは違う対象になっているのは間違いなさそう
    少なくとも、磯貝さんにとって、咲子さんは、自分に起きた辛い体験を打ち明けられる存在になっている様子
    無自覚の独白であったが、磯貝さんは咲子さんに、自分の脆い部分を晒した事を後悔していないようだった
    一方で、咲子さんも、ふとした機に、磯貝さんの事を思い出している
    ならば、やはり、そうなのか、と思っちゃうのはファンの性
    咲子さんは、周りの事が見えている分、自分の心の変化には鈍感そうではあるから、むしろ、磯貝さんの方が先に気付きそうだな、と予想している
    まぁ、これまでの話を読んでいると、磯貝さんが、恋愛に対して不器用と言うか、臆病になっている感もあるので、そう、簡単にはくっつきそうもない
    だけど、その焦らしを、私は、こもとも子先生に求めている
    ここで、くっつかないの、とツッコませてくださいね、こもとも子先生
    まぁ、できりゃ、早く、二人が飯屋デートして、幸せそうにしているトコも見たいんですが

    この台詞を引用に選んだのは、年甲斐もなく、ギュンッとトキめいてしまったので
    きっと、遠くない内に、咲子さんも自覚するだろう、自分が「美味しい」と思うモノを食べてほしい人が誰か、を
    とっくに、咲子さんは魅力的だけど、恋で磨かれたら、どんだけ、イイ女になるんだろうか
    「おいしいものを食べて、誰かにも食べさせたいって思うのって、素敵だなぁ・・・」(by池田咲子)

  • いつもと変わらないクォリティなんだけど、このマンガはここ最近登場人物の人生の展開が早くて、ちょっとしんどい気持ちになる。
    おいて行かれたような気持ちになる。
    どの人も人生に壁が生まれるけれど、どの人もかなりのスピードで解決してその先に行ってしまう。

    さきちゃんが毎日の他愛ない日々を頑張るためのごほうびごはんを食べる様子を、のんびりと読んでいたかったので、そこに多種多様な人生が絡んでくるのは、自分は雑味に感じた。

    好きな作品なのでつづきが楽しみなんだけど、正直新刊を手に取るのが最近気が重く感じる

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