ごほうびごはん 13 (芳文社コミックス)

著者 :
  • 芳文社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784832237957

感想・レビュー・書評

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  • はぁ、最高だ・・・うん、メチャクチャ控えめに言っても、最高。
    ファンそれぞれの推し巻はあるだろうけど、もう、私にとって、この(13)がぶっちぎりに最高かつ最上の巻。神回ならぬ神巻である。
    神回は、やはり、#288「自覚的ソウルフード」だ。中津唐揚げが美味しそう、それも理由だが、そこを凌駕するほどの衝撃があった。
    私以外にも、「キターーーーー」と心の叫びが出そうになったファンが絶対にいる。今は、ハグやハイタッチが出来ないから、本気の肘タッチをしたい、同志と。
    冗談抜きで、この(13)で、こもとも子先生は、私のタマを殺りに来ているんじゃないか、と確信し、まぁ、こもとも子先生の漫画に殺されるなら、それはそれでいい、と思いかけた。
    実際は死んでいる場合じゃない。だって、ここから、更に、こもとも子先生の一撃が重くなりそうなのが明らかなのに、くたばっている場合じゃないでしょうに、ファンとして。
    けど、ずっと待っていたんですよ、この展開を、私。ほんと、こもとも子先生、ありがとうございます。そして、今後ともよろしくお願いします。遠慮せず、私をトキメかせてください、磯貝さんと咲子さんの恋路で。
    その点だけじゃなく、この(13)では、コロナ禍って状況に対しても、自分らしさを変えない登場人物らに、明日も頑張る元気を貰えた。こうやって、時代の流れを活かせるのは、こもとも子先生に確固たる実力があるからであり、(1)から応援してきた私としては、凄く誇らしい。
    改めて、人間、毎日の食事に幸福を覚えられるなら大丈夫だな、と思えた。どんなにキツくても、〇〇が食べたい、と思える内は、まだ、生きる力が、その人の中に残っているはずだ。だから、皆さん、美味しいモノを、自分へのご褒美にして、今日も生きていきましょうや。
    あと、やっぱり、まだ、青柳主任をメインにしたスピンオフが読みたくて仕方ないですねェ。磯貝さんが恋心を自覚したから、余計に、青柳主任にも恋のハリケーンが到来しないか、と期待しちゃう。

    この台詞を引用に選んだのは、シンプルに破壊力大だったから。
    火球の破裂音に負けないくらいの音が、私の心で轟いた。
    もう、とっくに、ピュアさなんて喪失しちゃっているんだけど、磯貝さんの年齢の男性が、自分の恋心を自覚するシーンには、まだまだ、ドキドキできる。
    おかしな言い方だけど、こう、若返った気がする。
    まぁ、それはさておき、磯貝さんが、これから、どんな行動を起こすのか、楽しみ。
    彼の片思いだけじゃなく、咲子さんも、磯貝さんが自分にとっての「特別な一人」になっている事は薄々と感じている様子。
    時代錯誤だ、と言われそうだけど、個人的には、磯貝さんの方から、しっかりと、咲子さんに「好き」と伝えて欲しい。
    けど、磯貝さんの性格を考えると、変に考え過ぎて、言うべきタイミングに言えず、咲子さんが、ズバッと「付き合って下さい」と言いそうな気もする。
    もしくは、磯貝さんの自覚を察した青柳主任がお節介を焼くか、だな。
    兎にも角にも、これから、『ごほうびごはん』が、もっと旨味を増していくのは間違いない。
    (そういえば・・・池田さん、からあげが好物って言ってたけど、中津からあげは食ったことあるのかな・・・きっと、うまいって言うだろうな)
    「食べさせてやりたいな・・・なんで、俺、そんなこと!!」
    (そうか・・・俺は、あの人が好きなんだろうな)(by磯貝さん)

  • コロナ禍のお話。マスク、テレワーク、飲食店の営業自粛、会食の自粛……

    梅純も一瞬登場(微妙)。こも先生に忘れられたわけではなかった。

    そして(やっぱり)恋が始まった……

    磯貝くんが登場した8巻を再読。
    咲ちゃんをかなり怯えさせたわりに、その8巻の中で既に笑顔でギャップ萌え(?)とはいかずとも、強い印象を与えている。
    その前に咲ちゃんも(絶対泣くと思ったのに泣かなかった)というギャップを見せていた。

  • き た !!!
    やっと自覚しよったか!!

    ここで終わるんかい!!
    とが最後でもっていかれました…。

    コロナ禍をどう描くかは難しいところですね。
    でもやっぱりうまそうなご飯は健在で嬉しいです。

  • コロナ禍でもほっこり。
    鬼まんじゅうの回、キュンとしたー。
    磯貝さんが気づいた!
    咲ちゃんはいつ気づくかなー。

  • マスク生活、自粛、テレワークがこの世界にも…
    でも主人公の咲ちゃんは、ごほうびごはんを楽しんでいます。
    あの桃ちゃんが、進んでお手伝いしてるなー、とか
    咲ちゃんは何でも作れるなー、とか
    全部美味しそうだなー、とか
    とりあえず、最後の1ページで全部吹っ飛びます。
    ぶっ飛びます。

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