ごほうびごはん 15 (芳文社コミックス)

著者 :
  • 芳文社
4.17
  • (4)
  • (6)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 70
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784832239142

作品紹介・あらすじ

TVドラマ化された大人気シリーズ! 楽しみにしている番組を前に、一緒に味わうおやつを厳選する咲子。栄えあるスタメンに選ばれたのは…!? 親子3人暮らしを始めた桃子たちが迎えるクリスマスや、咲子と磯貝の二人ごはんなど盛りだくさんでお届けします。
「ごほうびごはん」ドラマ化記念レポにもご注目ください!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ほんと、貴い。読んで、すぐに感想を書き、ブクログにアップしてしまうほどですよ、この(15)は。
    とよ田みのる先生や安藤ゆき先生に、「私の作品の感想を書くのは、あれだけ時間がかかったのにねぇ」と、頬を単行本でペシペシ叩かれそうですね。
    しかし、誤解しないでください。決して、どちらかが劣っている訳じゃないんです。漫画読みかつ感想書きの方なら共感してくれるかもしれませんが、こればっかりは、自分じゃ、どうにもならんのです。「それはそれ、これはこれ」としか言えません。
    とよ田先生、安藤先生、すいません。次の作品は必ず早めに書きます、とお約束は出来ませんが、自分なりに気張らしていただきます。
    とまぁ、謝罪が入ってしまいましたが、この(15)は、冗談抜きで、キュンキュンの連続でした。こもとも子先生、本気で、ファンの命を刈りに来てません? (14)も相当な破壊力だったのに、それをも凌駕してるって、信じられん。しかし、これが事実です。
    咲子さんへの恋心を自覚した磯貝さんは思い悩みながらも、一歩前に踏み出す決断を下し、咲子さんを食事に誘いました。それに対し、咲子さんは笑顔でOKを出し、気分を弾ませます。
    どんな店なら、咲子さんは喜んでくれるだろうか、と真剣に考えている磯貝さん、見ていて、本当に応援したくなります。こうやって、咲子さんを第一に考えている磯貝さんは恋をしているんだなァ、と優しい気持ちにさせてくれますよね。また、咲子さんに特定の男性がいない事に対し、安堵し、歓喜し、それに気付かれ、ちょっと狼狽えている点にも、これまでにはなかった人間味を感じ取る事が出来ました。
    色々と考え抜いた末に、磯貝さんがセレクトしたのは、火鍋。二人きりの食事として、どうなのか、と思うトコは正直、あるにしろ、咲子さんに「初めて食べる楽しさ」を感じて欲しい、そんな磯貝さんの気持ちが見えますね。それが、咲子さんにもしっかりと伝わり、食事会は食後のコーヒータイム、そして、帰り道も含め、終始、和やかで、二人とも楽しそうで、また、お互いの事をより深く知る時間になったようで、何よりでした。
    そんで、この(15)で何がヤバかったって、#333「思い浮かぶあの人」ですよ。自分が美味しい、と思ったモノを食べて欲しい人がいる、その人の顔が自然と思い浮かぶ、反応が気になってしまう・・・これは、どう考えても、ラヴでしょう。
    咲子さんの中で、確実に、磯貝さんが、他の男性よりも特別になりつつある空気に、もう、私の心は「エモい」ではち切れそうです。(16)が、冗談抜きで(15)を圧倒してくるのは確実なので、爆発してしまわないか、不安ではありますが、こもとも子先生、遠慮せず、全力で殴りかかってきてください。真正面から、先生のパンチを受け止めて、(16)の感想もガッツリ書かせてもらいますんで。

    この台詞を引用に選んだのは、青柳主任の魅力が出てるなァ、と感じたので。
    好みは人それぞれでしょうが、私としては、こうやって、うっかり、ダジャレを言っちゃう女性には、グッと来ます。しかも、つい言っちゃった事に恥ずかしくなり、赤面しているのは、ポイントが高いですね。
    個人キャラでは、ほんと、青柳主任が一番の推しなので、彼女をメインに据えたスピンオフ漫画を出してくれないかなぁ、と未だに思ってるんですよねェ。
    ただ、こうも、本作で、イイ酒飲みっぷりを披露されていると、よほどの実力者でないと、青柳主任の魅力を引き出せないのも確実。
    「紅白どちらも一気に味わえるなんて、家飲みならではの贅沢だわ~~~。紅いって~白もいく~ふ~~~っお疲れさん・・・グリア」(by青柳主任)

    もう一つ、グッと、っつーか、キュンと来た台詞を紹介。
    磯貝さん、更に一歩、前に踏み込みましたね。
    学生ではなく、社会人同士だからこその空気が、この瞬間に醸されてます。
    今は、「同じ会社に勤めている」って間柄だから、自然に呼べたんでしょうけど、多分、恋人同士に成ったら、磯貝さんは名前呼びに照れちゃうタイプじゃないでしょうかね。
    でも、きっと、咲子さんが悲しそうな顔をするから、頑張って、名前呼びに慣れようとするでしょうね。
    彼には、そういう強さがある、と私は思っています。
    「俺も、池田さんの名前、知ってるよ・・・咲子さん」(by磯貝誠)

  • 今の世の中と同じ世界なので、コミック派の私からすると久しぶりに会えた咲子さんが幸せそうで何よりで嬉しい気持ちになりました。
    だんだんお食事よりも人間関係に注目するようになってしまいますが、各キャラクターごとの食生活が相変わらずでほっこりしました。

  • 磯貝くんのお誘いが夏(半袖着用)だったのに、食事をしたのは冬(咲子ちゃんダッフルコート、街の人々もダウンなど着用)、いくらなんでも時間かかりすぎる!
    緊急事態宣言やマンボウで、外食が難しかったにしても。

    火鍋、杏仁豆腐、ウインナコーヒーのあと帰宅して入浴、その後、焼きりんご(りんご1/2個)を作ってたべる咲ちゃん。焼きりんごは翌日でもよくない?

    という二点が気になったが、あとはいつも通りほのぼの楽しく読んだ。

    滝さんはいい加減ナイフを買ってほしい。
    危ないので。
    レモスコと印度の味を試したくなった。

  • 今の気分にピッタリ。
    温かくて優しい。
    磯貝さんとのお食事、ついに!
    ゆっくり育んで欲しいなぁ。

  • 進展するの遅めかなと思ったけれど、今回はすごく早い展開だな~。登場人物たちも丁寧にさらっているし。それにしても、甥っ子くん、いつの間にあんなに大きくなったの~?

  • 早くくっつけこのヤロウ…
    咲きちゃんのあの行動は、2巻で大事な靴のアクセサリーを落とした経験があるからなのかも…

全8件中 1 - 8件を表示

こもとも子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×