- Amazon.co.jp ・マンガ (111ページ)
- / ISBN・EAN: 9784832253223
感想・レビュー・書評
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4コマで泣いたのは「自虐の詩」以来。フランス革命主要キャラの解釈は、ベルばらしか知らない私には新鮮で、でもとても納得いく有る意味ハッピーエンド。
アントワネットは夫を愛していた、シャルルが生き残り幸せだったというところに、感激してしまった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ラストの展開に駆け足感はあるものの、革命の先まで描いてくれて満足。カバー下の幸せそうな顔に目が潤んだ。願わくば3巻くらいまでのボリュームでこの物語を読みたかった・・・
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四コマ漫画としてズバ抜けて面白い、そう力強く言えるほどでないが、決して、内容は薄っぺらくない
題材にフランスの18世紀を用いて、なおかつ、ストーリーの主役に最期まで政争に翻弄されながらも強かった王女・マリーアントワネットでなく、彼女を支えた一人の絵描きの少女・マリーを採用したのが大きいだろう
己の夢を貫き、親友のために力を尽し、危険な橋すら渡ったマリーの生き方は、実に人間らしく、好感が持てた
フランス革命の凄まじさを圧倒的な画力で表現しきった『ベルサイユのバラ』と比較すると、さすがに歯が立っていないが(と言うか、『ベルサイユのバラ』は歴史系とか抜きにして、漫画そのものとして、レベルの高い作品だと思う)、こちらにはこちらの好さがある
四コマ漫画のスタイルだからこそ、読み手に提供できるコミカルさだ。しかも、そこがシリアスな場面を邪魔していないのだ
フランス史で押さえておくべきポイント(事件や人物)などを、しっかり話の中に入れているトコも高評価の理由
『信長の忍び』と同じく、学生に歴史への興味の「種」を植え、芽吹かせるだけの力を確かに秘めている、私はそう感じた。全2巻の評価は星四つ半なのだが、満点にしているのは次回作への期待が十分に持てるのもあるが、この印象も大きい
マリー(絵描き)とルソー公、マリー(王女)とルイ16世の恋模様もまた、読み手の胸を打つ。マリー(絵描き)とルソー公の「幸せそうなその後」が、カバー下で読めたのも嬉しい
この台詞を引用に選んだのは、二人のマリーの友情の美しさを特に鮮烈に表している、と感じたから -
読み終えた後すぐに本棚の奥から
『ベルサイユのばら』を引っ張り出してきて
再読しました(笑)
この2巻は急展開という感じもしましたが
最後までキッチリと描いてくれたし
(身代わり説とか一応あるらしいし)
救いがあるのも評価♪
最初は怪しいヤツでしたが^^;
ラスト辺りはこの作品でも
フェルセン様カッコいい♪