- Amazon.co.jp ・マンガ (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9784832253537
感想・レビュー・書評
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イイ意味で、ベタ、鉄板な内容のラブコメ全開の四コマ漫画
読んでいると、ついつい、頬が緩んでしまう。電車内で読めないレベルじゃないが、声を出して笑ってしまうツボ、萌えてクネクネしちゃうツボは人それぞれなので、通勤のお供にするなら、マスクをして口元を隠す事をお勧めする、私は
ざっくり言うと、主役の鶴岡舞子(次女)が隣家の幼馴染・佐々野圭介(次男)へのピュアな片想いをこじらせているストーリー。ヤンデレ要素はほぼ無いので、苦手な人は安心して良い
しっかし、舞子は「好き」が顔や態度に素直に出過ぎだし、圭介はそれに気付かないほどの鈍感野郎。まぁね、この年頃の男子高校生はともかく、自分のやりたい事しか頭にないから、身近すぎる異性の送ってくるラヴビームにはてんで気付かない生き物にしたって、舞子はここまであからさまなのに気付かない圭介に一周回って感心する。そんな感じのヤキモキが、実に程好い笑いを提供してくれるのだ
また、三姉妹と三兄弟って事で、舞子→圭介だけでなく、蘭子(長姉)→賢司(長兄)、理子+楓と言う組み合わせが出来ている点も、読み手の興味を刺激する定番を押さえている。個人的には、今イチ、真意が見えない楓、そんな彼に何だかんだで懐いている理子が好きだ
リア充爆発しろ、って叫びたい反面、心底から「頑張れ~」と応援したくなる、近くて遠いお隣さんの距離感を絶妙に表現してる点は高ポイント
あと、ここまで絶賛しておいて何だが、この『お隣さんゲーム』を読んで胸キュンになる読み手は恐らく、可愛いもしくはカッコいい幼馴染がいなくて、空想が膨らんでいるタイプだろうな。現実に幼馴染がいる読み手は、ついつい否定のツッコミを入れて忙しくなり、読む気が失せてしまうかもしれん
この台詞を引用に選んだのは、ここまであけすけだと、逆にイケメンだな、と思ったから詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
それぞれの恋の行方が気になるー‼︎