- Amazon.co.jp ・マンガ (120ページ)
- / ISBN・EAN: 9784832271661
感想・レビュー・書評
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花名は何でさすまた持ってるの!?と思ったら中身を読んで理解。というか、他の3人も中身に関係する要素を持って表紙に載っているのね
光希が学校見学に来るということで光希の深堀りが有るのかなと思ったら……
ここでもメインになってくるのは栄依子でしたか。
意外性が有る展開だったけど、その中で明かされた事実もかなり意外なもの。まさか栄依子と榎並が以前出逢っていたとは……
栄依子が序盤から榎並にちょっかいかけ続けるのは何故だろうとは常々思っていたのだけど、こういうきっかけが有ったのね
榎並は言葉はきつし素っ気ないし当たりも優しいわけではない。それでも栄依子の身を気遣って上着を貸してくれた。栄依子にとってはそういう素直じゃないスタンスがとんでもなく好みだったんだろうなぁ
なんというか、栄依子と榎並の関係性がどのようなものであるか知るには充分すぎるエピソードでしたよ
他にもこの巻では栄依子の想いをフューチャーしたようなエピソードが
生徒会長の創が人の顔覚えられないというのは驚きだったけど、そんな人に対して栄依子が「しょんぼりしちゃうから」と花名だけでも覚えて欲しいと求めるシーンは良かったな
それに応えて創が何とか4人全員の顔と名前を覚えようとするシーンも輪をかけて良かったけど
冠にいつ呼ばれても良いように冠が習い事を入れていない日は予定を開けておく栄依子とか、冠にお手製のアクセサリーが届いて悶えるほど喜んでしまう栄依子とか、自分からアクセ作りをしていると明かす栄依子とか……
どれも彼女の想いの丈やそれにまつわる成長を感じさせる描写だった
こうなってくると気になってくるのは花名の問題
しばらく話題になっていなかったから忘れそうになってしまうけど、花名は自身の秘密を明かす日が来るのか、それともなあなあで明かさないまま日々を楽しく過ごすことになるのか……
それともこの問題ってそれ程大きな問題というわけでもなかったり刷るんだろうか?詳細をみるコメント0件をすべて表示