球詠 (8) (まんがタイムKR フォワードコミックス)

  • 芳文社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784832271968

感想・レビュー・書評

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  • 大野さんがすてき。敵チームの描き方も丁寧だなあ

  • ここで柳大川越に勝ってしまうと連載終わっちゃうよね、って思ってたら負けちゃった。息吹ちゃんの最後の打席の駆け引き、その結果の惜しさが現状の新川越の課題をも物語っていた。大野さんがラストイヤーの覚悟を見せてくれたのだけど、それも粉砕されるとかまだまだ上には上がいる。そしてちょっと前にスタンドで試合も見ていた子が入部。2年投手、しかも左。急造スイッチの息吹と希以外左のいない打線にもインパクトを与えるか。そしてここでまでほとんど触れなかった過去の2,3年生の話の蒸し返し。新入部の川原さんとの関係は?

  • 8巻の主役は大野さんと言っても過言ではないでしょう!
    (朝倉に対して)「見たかこのビタビタの制球を!! アンタには一生かかってもムリよ!」なぜかこの場面が好きです。

    柳大川越戦は惜しくも敗れたけど成長するきっかけを与えてくれたと思います。
    最後の打者となった息吹ですが、何気にハイスペックよね。シフト見ながら瞬時に打撃変えてるし。 息吹含め新越谷みんなの成長に期待。

    で、6巻にちらっと出たあの子がまさかの新キャラだったとは。その時は新越谷と当たる可能性のある名門校のエースか何かだと思ってたら違うのね。 (よく見たら新越谷の制服だった)
    しかも2年生でサウスポーな彼女。 投球フォームがソフトバンク和田に似ている気が……。

    北宇治高校吹奏楽部なみに深い闇を抱えているのにも関わらず、このタイミングで2年生を出すという事はあのタブーにも今後触れていくのかな?

    カバーを外した裏表紙の「アレ」も必見です!

  • 球詠には数多くの魅力的なキャラクターが登場するのだけど、その中でも柳大川越の大野はトップクラスに好きなキャラクターだったりする

    主将として部を引っ張りつつも一番手のピッチャーでないことを自覚しているし、2年の朝倉の方が良いピッチャーだと思ってる。今の1年が朝倉目当てでやってきたのも知っている
    それでも主将として求められる態度を崩すことはないし、エースの座を譲る気もない
    そういった彼女の姿勢が結果的に柳大川越を纏める主因となっている。そういったバックグラウンドを持つ大野はとても魅力的に見える
    だから、大野が活躍するこの巻は非常に楽しめるものでしたよ


    一進一退の攻防を繰り返す新越谷と柳大川越。新越谷が朝倉の癖を盗めたことで有利に進めるかと思いきや、ここで大野登場ですか
    彼女ってピッチングについてはあくまでも制球力が高いというイメージしか無かったのだけど、そこに守備のシフト変更が絡んでくることで万全の守備体制の構築が可能となるのか
    これまでは何だかんだ芳乃の采配に拠って切れ目ない攻めが出来ていた新越谷がこのようにして攻撃を封じられるとは予想外な展開
    と言うか、ピッチャーが投球動作に入ってからシフト変更出来る高校野球とかあるんだ……

    それでも苦しい局面を乗り越えて勝ち上がってきたのが新越谷の野球
    芳乃の戦略を一番理解している伊吹が一発かましてくれると思ったのだけど……
    ああ、あの打球すら止めてくるのか……。この瞬間の伊吹の表情があまりにも……

    勝者としての野球を完全に見せつけた柳大川越。そんな野球部を率いる大野は試合後も勝者としてのスタンスを見せてくれるね
    彼女が語る「今日が最後になるかも知れない覚悟」、そして主将として語る言葉
    それらは詠深や珠姫、そして怜にとって大きな成長を掴むきっかけとなったようで


    悔しい負けの後には改善点が見えてくる。自分達がやらなければならないものが判ってくる
    最初の夏が終わり次の大会へ向けて始動したのだけど、まさかこのタイミングで新入部員が来るとは微塵も思わなかったよ!
    え?ていうか本当になんで今になって新入部員が!?
    47話で触れられているように2・3年は野球部の不祥事を知っている。だというのにどうして野球経験者の光はこれまで野球部に入ることも違うチームに行くこともせず、このタイミングで入部したのだろう?
    今の野球部が楽しいものに見えたから?でも、それまで他の野球チームに入らなかったのは本当に何故だろう?

    光は小柄ながらもピッチングもバッティングもこれから更に伸びていきそう
    だというのに、先に述べた疑念があるのにあんまりにもするりとチームに馴染み始めたものだから、警戒心を全く解けないのですけど!

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