球詠 10 (まんがタイムKR フォワードコミックス)

  • 芳文社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784832273030

作品紹介・あらすじ

秋大会初戦の相手は、元々新越谷で怜のチームメイトだった金子率いる姫宮高校。3回表、1-1の同点から新越谷は打線を繋ぎ得点を重ねる。
一方、スタメンを外れた不調の希。彼女に対し新メンバーの光が喝を入れて…!?

TVアニメ化もされた本格美少女野球物語、第10巻!!

感想・レビュー・書評

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  • 相変わらずしっかり野球で見せてくれる。色々と引け目を感じてたように感じられた光先輩が、希との件でやっと(ようやく)チームの一員として自他ともに認められるようになった。相手の松岡さんは素質の塊、未完の大器。光先輩に引っ張られて熱い面も。最後は、腕振れてるから……でチェンジアップを投げるという良いフリ。試合後松岡さんにチェンジアップの投げ方教えてるような描写があって、来年の松岡さんが怖すぎる。巻末は不穏な引き……?

  • 光大活躍の巻
    彼女が登場したばかりの頃は何故今更になって入部したのかも判らないし、ピッチャーというポジションやバッティングの仕方にしては小柄に見えるしで何処まで頼りになるか見えてこない人物だったのだけど、こうしてチームに馴染んでみれば先輩として中々素晴らしい動きをしているね
    いや、まさか希を先発から外したのが光の発案だとは思わなかった

    試合後も疲れた身体で勝負を仕掛ける判断力とスタミナ
    新越谷にとって安打を安定的に打てる希が不調のままであるのは宜しくない。だから何らかの処置をして好調に戻さなければならなかったのだけど、それを自分が憎まれ役と壁になる形で実行してみせた
    チームに入ったばかりで日の浅い人間の出来る判断じゃないよね、これ……

    光って詠深とは別種のピッチャーとして登場した人物だけど、チームを下支えする人物としても充分に戦力になっているんじゃなかろうか


    新たに始まる秋大会はチームを新調しての挑戦となるわけだから、以前よりも成果を出せるんじゃないかと思えてしまう
    けど、他のチームだって世代交代によって新調しているわけで。特に梁幽館は以前とはまるで異なるチームになっているのかな。これは次に戦う時にどのような試合になるのか想像もできないね

    そして対戦校となった深谷東方の松岡はかなり特殊なタイプの投手だね
    投手の経験はまだ浅い。けれど、試合中に相手の遣り方を吸収しつつ自分なりの遣り方を加えてくるタイプですか。これはこちらが全力を出す分だけ、追い詰められる感覚になってしまいそうな相手

    でも、新越谷は夏大会の敗戦から変化や成長を重ねている最中なんだよね。相手のピッチャー一人が試合の中で成長しようと、こちらはチーム全員が成長中。負けなんて有るわけが無い
    特に光は好投が効いたね


    この巻では出番が非常に少なかった詠深。それは目立つ能力を持つ光が加入したことによるものかと思いきや、むしろ大噴火の前の静けさだった……?
    もしかしなくても、カメラ回してた咲桜の子って中学時代に詠深と組んでたキャッチャーだよね……?

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