さんぶんのいち。 1 (まんがタイムKRコミックス エールシリーズ)

著者 : 松沢まり

• 芳文社 (2008年7月28日発売)

感想・レビュー・書評

[nimbus3さんの感想 · 2018年10月22日]

コミック

[reinouさんの感想 · 2017年1月2日]

　「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが」の作者が描く、思春期少年少女の微妙な揺れを描く作品。
　彼の作品でも同様のモチーフがあるが、本作はそれをキャラクターの関係性を加味して描いていく。そもそも、その時期の男女の違いや葛藤に加え、成長の度合いによっても違ってくる。微妙な模様が心に響く一品である。

[二次元研究所さんの感想 · 2009年11月7日]

2008･8･12　1刷　178p　9784832277199

[Harryさんの感想 · 2008年10月21日]

小さい頃からの幼なじみ3人（女2、男1）が中学生になり、お互いの関係が少しずつ変わっていく過程を描いて進展していく…、と思われる作品の第1巻。
裏表紙に「松沢まり流トライアングル中学生日記」というフレーズがあるが、小さなエピソードを軸にキャラクターの心情の変化を描くスタイルはまさにそんな感じである。
3人の関係がどのように変化していくか、今後の展開も楽しみである。

著者プロフィール

メディアワークスにてデビューし、「いぬかみっ!」（原作：有沢まみず） などの作画を担当。女性作家ならではの柔らかいタッチのキャラクターや、丁寧な構図と描写表現の数々とそのセンスに定評がある。『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』をドラゴンエイジ2010年12月号より連載開始。

「2016年 『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。１１』 で使われていた紹介文から引用しています。」