花道恋しぐれ (花音コミックス)

著者 :
  • 芳文社
3.19
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本棚登録 : 163
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784832286467

感想・レビュー・書評

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  • 芸人もの
    高校生編と再会編

  • 「なあ悦ちゃん 俺と芸人目指さんか?」ド底辺の高校でくさってたオレに、ある日クラスのヤンキー荒牧が言ってきた。そりゃ、オレかてお笑いは好きやけど…お前食っていけると思てるん!?けど…お前のその真っ直ぐな瞳に見つめられると弱いねん…。何やろこの気持ち、もしかしてオレ荒牧の事…アカンアカン!しっかりせい悦太!! 描き下ろし後日談&眼鏡発情ラブコメも収録した、すったもんだの芸人志願ラブストーリー!!

  • 柚摩さんの本で、これが一番好き!
    今までの変態路線から随分離れて、真面目な長編恋愛マンガです。
    真面目な……といっても、お笑いを目指す同級生同士の成長記です。

  • 表題作は、予想外に真面目に漫才師目指すシリアスでした。安西先生、俺、漫才がしたいです。みたいな展開があるので、なにかに挫折した大人が読むと楽しいと思う。
    高校生編、主人公が漢気のないクズという描写がはんぱない。
    漫画だからあえてショッキングな描き方をして誇張してるんだと感じました。
    現実のチキンなら、誰かが助けそうな方法で置いて逃げるような問題に、自分で手を下して終わらせてしまう。
    大人編はみんな大人な対応で、許しが何度も出てきて、なんだか癒されました。

    同時収録作は主人公がダテメガネをかけて理性を保ってるというトンデモ設定。だが、
    テーマはかなり真面目っぽい。
    潔癖で大人は汚いと思う心と、やりたい盛りの自分の間で分裂しちゃってる子が、
    好きな人ができて、それを克服して大人になる話だと思いました。ただのトンデモエロ話ではなく。
    でも、手だしてる方のヤバいと思う気持ちが伝わってきてすごくエロかったです。

  • 漫才師を目指すんや!っていうはなし。

    絵はかわいいけどそれだけ。

  • この人のコミックスは買ったことなかったんですが、つい表紙買い
    兄弟、極道の次に好きなのが学園モノなので、高校生が表紙にいると弱いです

    表題作は、高校生編と大人編に分かれています

    高校生編↓

    関西にある高校に通う工藤悦太(受・ツッコミ)は、ある日クラスのヤンキー・荒牧敏(攻・ボケ)に声をかけられる
    他愛ない会話から、漫才という共通の趣味があることを知り、急速に仲良くなる二人
    やがて、抱く感情が友情から愛情に変わるが、悦太はそれが怖い
    荒牧に告白され、コンビを組んで漫才をやろうと言われた悦太は、しぶしぶ漫才のグランプリに出場する
    プロの世界の厳しさを荒牧に味わわせて諦めさせることが悦太の目的だったが、なんと二人は4000組が参加する中で準決勝進出を決めてしまう
    その時丁度、悦太は担任との面談で大学の推薦入試を薦められる
    結局悦太は準決勝をすっぽかして大学の面接を受け、荒牧を裏切ることになった

    大人編↓

    悦太は、東京の大学に入ったもののやりたいことがなく、退学して宅配業者で働いていた
    ある日、配達先で、芸人の端くれとして生活する荒牧と再会する
    芸人になることを諦めきれなかった荒牧は、別な男とコンビを組んでいた
    荒牧の夢が叶ったのは嬉しいのに、素直に喜べない悦太
    悦太の嫉妬を知った荒牧は―…


    という話
    この長さの話にしては、事件が色々あって面白いです
    時間的にもギリギリ無理がないくらいなので良し

    荒牧の新しい相方・神崎さんが優しくて素敵です

    大人編では濡れ場もあり
    最終章では、「今時こんなにベタに第三者が濡れ場に現れるか!?」という感じで神崎さんに見つかってしまったり
    カキタレという言葉を初めて知りました

    高校生編と大人編の間に、柚摩先生が漫才について少し補足をされています
    サンパチマイクって言うんですね
    私が所属していた放送部では、漫才マイクと呼んでいました

    作画崩壊、というか、同じ顔を描くのが苦手な方なんでしょうか?
    そういうのは多少ありますが、話がしっかりしていたので良かったです

    同時収録は、何かエロいギャグ
    こっちのジャンルが本職だと仰っていますが、断然表題作の方が面白いです

  • 表題作は結構良かったです。漫才っていうシチュが生きてる!てかいい。

  • 表紙かわいいよね。

  • めっちゃおもしろかった(゚∀゚)

  • 実際に読んでみたら、あらすじ読んで思ってた印象と少し違ってた。から、なんとなく消化不良な感じ。
    所々、ん?ってなる展開があったけど、関西弁には萌えた。

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著者プロフィール

漫画家。著作に『さっさと服を脱ぎやがれ』(海王社)『欲情アンチラバー』全2巻(集英社)など。現在まで単行本を16冊ほど発行。その他イラスト、挿絵、エッセイ等も手がけている。

「2019年 『はじめてのBLデッサン 基本とテクニック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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