先生、もうダメですっ 下 (花音コミックス)

著者 :
  • 芳文社
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本棚登録 : 316
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784832291294

感想・レビュー・書評

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  • 目指せ100万部!編集者×新人漫画家のBL疑似体験ラブ♥

    異動したてのノンケ編集者・獅子王真澄が、BL漫画でヒット作を出すため腐男子新人漫画家・秋庭悟とキスやデート、ついには同棲生活まで始めちゃうお話です。恋愛初心者の悟のためにモノは試しと始めたBL疑似体験でしたが、「取材じゃなくて、俺をちゃんと見てほしい」といつの間にか悟にときめいてしまう獅子王の焦る姿が面白い!そんなことはお構いなしに取材を続ける終始笑顔の悟も、それに振り回ちゃう獅子王も、ふたりのギャップに目が離せません!獅子王を大切な人だと気づき、悟が涙すシーンは普段と全然違う表情にすごくグッときます!「いつかくる終わりより、あなたの特別になりたい」その殻を破った悟にキュンとして泣けました。上下巻でたっぷり楽しませてくれて、笑いあり、ラブありな作品です!「アキハバラフォーリンラブ」番外編&温泉編も読めちゃうので要チェック!

  • この作者さんの作品は初めて読んだけど、すっきりした絵柄で好きな感じでした。ジャケ買いです。

    ストーリーは、上巻は編集者の獅子王、下巻は秋庭の内面(心理)にそれぞれ焦点を当てて描いている。だからなのか、上巻で秋庭の魅力がいまいちわからず、最後の方の酔っぱらった場面で「お?」と思ったくらい。それが作者の狙いでもあるのかもしれないけど、、

    下巻は上巻のコミカルさより、秋庭の内面にフォーカスを当てている場面が多いのでわりとシリアス。家族の事情は前作を読めばわかるのかもしれないけどちょっと把握しづらかった。でもその孤独さとか、人を愛せない(心を許せない)気持ちは共感できる部分が多く、後半の獅子王との問答は映画を見ているかのようだった。違いすぎる2人だけど、単純に押し通す獅子王のパワープレイが秋庭の壁に穴を開けた。でも恋愛ってそれくらい単純でいいんだよな、と思い出させてくれた。

  • BL編集者と新人漫画家のお話、上下巻。

    秋庭センセーのキャラクターが今までにない独特な空気感で新鮮だった〜
    上巻のみだと不思議なキャラクターで終わっていたものが下巻で心理に触れるにつれ分からない感情に雁字搦めになっている不器用さが見てれ良かった。

    そこに欲に直情型の獅子王さんがマッチしていて

    〝『どうでもいいことが好き』が積み重なって好きなんだなって感じんだから〟

    ってセリフが印象的で恋の始まりとか自然な付き合いの中で増幅する感情も多くて、なるほどなって思わされたり。

    〝好き〟の原点について考えさせられるストーリーでした。

  • 上下巻でページ数があるものだから、期待して手にしました。
    結果、良い作品と出合ったかな…と。
    出版社とかの作品は好きなのですが、妙に色気のあるセンセーにニヤニヤしてしまいながらも、そちらの人間ではないのに惹かれている彼と、腹をくくると強い彼も好きでした。

  • BL編集者×BL作家。マンガの恋愛要素を充実させるべく、デートしたりエッチしたり同棲したり。
    受はただの拗らせだったけど、攻が最初の印象とは違ってけっこう恋愛体質でいいカップルだと思う。
    アキハバラフォーリンラブという作品のスピンオフらしく、下巻にはこちらのカップルの短編も収録されてました。

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