中尾佐助著作集 (第3巻)

著者 :
制作 : 金子 務 
  • 一般社団法人 北海道大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (609ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784832928510

作品紹介・あらすじ

民族植物学者(エスノボタニスト)の辿った道を読み解く。

感想・レビュー・書評

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  • 自己も対象化して、現地の土人と交流して、ブータンとアフリカで調査すると言ふのが、京都大学探検部の気を吐いてた頃の方のアレなんだらうなぁと思った。
     中尾先生は、科学的アプローチで行けるらしいイエティを、調査するとか書いた後で、それが先生のフィールド外のものであると言ふのを知り、がっかりする。
     その後、ヤムベルトと呼ばれる辺で、ヤム(トロロにする系のナガイモ)の貯蔵庫にゐる悪魔(何しろ芋を貯蔵する時に、昔の蔵では嵩が減るイモが物理的に実在するポルターガイスト現象を興すのである)がどうたらとだけ言ってゐる。
     うー。

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著者プロフィール

1916年(大正5年)愛知県生まれ.京都大学農学部農林生物学科卒.専攻は育種学,栽培植物学.1961 -1980年大阪府立大学教授.著書に『栽培植物と農耕の起源』『ヒマラヤの花』『秘境ブータン』『ニジェールからナイルへ』『照葉樹林文化』『料理の起源』『現代文明ふたつの源流』ほか


「2011年 『ブータンの花 新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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