- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784833416788
感想・レビュー・書評
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だいぶ前に読んだ本を再読してみた。
成熟市場においてやるべき基本中の基本が書かれている本。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ブックレビュー社
成熟市場の大不況でも売れる仕組みづくりと営業の新戦略,その展開を実戦マーケティングの第一人者が解説 大不況の中にいる日本。そこからなかなか抜け出せないのは現状認識が間違っているのと,顧客ニーズがわかっていなかったり古かったりすることが原因だと説く。マーケティングは「顧客の好意と購買と満足」を効率よく準備しようとするノウハウであり,「企業の存続と繁栄」を可能にする哲学であるという立場から,これまでの豊富な経験から編み出したモノを売るための戦略を提言している。 その内容は,「商品が多すぎて自社の存在理由を不確かなものにしている。だから商品を減らせ」「開発をサラリーマン化している開発部にまかせるな」「確立されたブランド資産を継続,利用して鮮度のあるロングセラー商品にせよ」など具体的なものが多い。また,「トライアル層分析」「多次元接点戦略」「クロス・マーチャンダイジング」「チャネル・リンケージ」「マイクロ・マーケティング」「ロイヤルティー・マーケティング」といったマーケティング手法を実際に活用している企業ケースも数多く挙げている。 (ブックレビュー社)(Copyright©2000 ブックレビュー社.All rights reserved.)
目次
1 認識(需要はマイナスになる
顧客は価格に敏感になるが…
顧客の願望は、モノ・単品ではない ほか)
2 戦略(新創業の気迫に満ちたリーダー
需要をとらえる視点
商品を減らせ ほか)
3 展開(作戦の連続革新
顧客接点の能力
意思決定者 ほか) -
古今東西、商売・事業の原則やノウハウ、コツや方法は学び実践し教え教わってくるのですけれども、結論から先に言ってしまえば、どうも才能というものが備わっていることが重要なポイントなのだそうです。