年収2000万円の転職術 (ピンポイント選書)

著者 :
  • プレジデント社
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (103ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833418713

感想・レビュー・書評

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  • ターゲットがかなり絞られる本。「そこそこいい大学やMBAを卒業して、自己認識が甘い人で、転職を考えている人」ということだが、果たしてこのような層が何人いるだろうか。そして、そのような自己認識の人は本書を手に取るだろうか…。おそらくターゲット層には有意義なことが述べてあるだろうが、そもそも自己認識が甘い人にリーチできるかという点で、本書はあまり売れていないのではと思った。

  • 基本的に、東大をはじめとする高学歴の人たちが、外資系のコンサルティング会社、ボストンやマッキンゼーなどへの転職をする際に、どのような点に気をつけて面接に望むべきかという内容。一般人にはまず関係ない話ではある。いわば頭が良いことがダイレクトに価値となるコンサルティング業界においても、問題解決能力、論理的思考能力などがあるといった、ただ頭が良いということだけ採用されないのであり、コミュニケーション能力がやはり重要であるという。そして、当然の如く準備、準備、準備である。

  • 転職ではなく、社内での次のキャリアを考えるにあたって。自身のキャリアをどう翻訳するか参考になった。

  • コンサルティング専門のエージェント会社であるムービンの創業者である神川貴実彦さんの転職について書かれた本です。

    量が少ないので、1日で読めました。タイトルは年収2000万とついていますが、中身は『キャリア実現』と『転職時の準備に向けて』について書かれています。

    けっこう内容はよかったです。実際に自分が転職時に一番ポイントにするべきところをどこにするのか?についてしっかり考えようと思いました。

  • ◆著者はボストン・コンサルティングを経て、ムービン・ストラテジック・キャリアを設立し、マネジメントポジションに特化した人材紹介をしている。漠然と高収入を目指すのではなく、戦術的に考えるための本。

    ◇日本では高学歴の人たちも含め、多くの人たちが自身の年収やキャリアをしっかりと思い描くことをしていない

    ◇今よりも給与の高い職場に転職をしたいと考えている人には、まず10年後、20年後に自分がしたい生活を想像し、そこから必要な生涯賃金を計算してみること

    ◇自分でお客をつかみ、ビジネスを作っていくことのできる営業マンほど強いキャリアはありません

    ◇問題解決能力は日々の指向の積み重ねによって鍛えられるものであり、手っ取り早く身につけるような方法はありません。何より大事なのは、日ごろから仕事をする中で自身の行動を分析し、それを順序だてて整理する癖をつけることでしょう

    ◇求められているのは即戦力となるかどうか。あなたがどんな理由で応募をしたのかという個々の事情は、実は企業にとってはほとんどどうでもいいことなのです

    ◇面接は自分の言いたいことを主張する場ではありません。面接官が答えてほしいことを答える。そのためには自分ばかりが喋りたてるのではなく、相手の面接官をどれだけ喋らせるかという意識が大切です

  • なんてことはない、外資系コンサルタントになってお金を稼ぎましょう。
    コンサルタントになるためのノウハウ本。

    当たり前すぎて面白くなかった。。。。

  • 副題は、高学歴・中収入・低資産からの脱出法。 

    ってそもそも自分は高学歴じゃないし。

    まあ、学歴でどうこうなんて東大くらいじゃなかろうか。
    著者もそういってる。

    著者の経営するコンサルへの転職サービス会社。
    一度だけコンタクトしたが、当時はまだ自分の目的がはっきりしていなかったので
    お願いするのはやめたけど、結構いろんなひとが利用しているらしい。

    年収2000万っていっても、手取りで残るのは1200万くらい。
    高収入は誰もがあこがれるけど、具体的にいくら欲しいとかって、なかなか
    なかったりする。
    上をみたらきりがないし。

    自分の場合、コンサルに転職する際にこの手の本は読み漁ったので
    特に気づきはなかったけど、これからの人はいいかもしれない。

  • [ 内容 ]
    コンサルティング業界や外資系金融に転職し、若くして2000万円を稼ぐ人たちがいる。
    気鋭の転職エージェント社長が年収倍増への道筋を指南。

    [ 目次 ]
    1 「高学歴なのに、中収入・低資産」という悩み(10年後、20年後にあなたはどんな生活をしたいのか;「高学歴・中収入」には理由がある ほか)
    2 年収2000万円を稼げる仕事(理想的なキャリアプラン;外資系コンサルティング会社で求められる能力・キャリア ほか)
    3 高収入転職のためのトレーニング(面接までの準備―問題解決能力の鍛え方;敵を知りたければまず自分を知ること ほか)
    4 「ケース面接」に勝つ問題解決能力(面接にはこう臨め―問われているのは「正解」ではない;本番で意識すべき4つのポイント ほか)
    5 転職成功者は「ここ」が違う(資格の効果を高く見積もらない;MBAは「使えない」!? ほか)

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    [ 参考となる書評 ]

  • 2008.10.14

    結論:自分のベクトルとは違う


    私がこの本に違和感を覚えるのは、やっぱりどうにもお金にこだわりすぎてるからかと。
    「高い学歴に見合う収入を得ていない人が多い」と言われても、学歴が高いから収入が高いのが当然だというのはおかしくないか??

    もちろん、仕事へのモチベーションはお金だっていい。
    でも「あえてお金を中心にキャリアを考えていく」この本に違和感を覚えたということは、私の仕事へのモチベーションは、お金ではないということなのでしょう。
    別に贅沢したいわけでもないし。お金は困らない程度にあればいいです。
    それがわかっただけでも、読んだ価値はあったか。

  • 別に転職したいわけでも2000万円がどうこうというわけでもないけど、読んでみた。
    自分がコンサルタントになりたい人を面接する立場から言うと、「まったくごもっとも」というところ。
    逆に自分に参考になるところは残念ながらあまりなかった。若い人にはいいかもしれない。

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