キャリアをつくる9つの習慣: これが価値を生み出す最新の働き方だ (ピンポイント選書)
- プレジデント社 (2008年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (135ページ)
- / ISBN・EAN: 9784833418775
感想・レビュー・書評
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ビジネス
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「最初に自分は何歳でこうなるという目標を立て、その目標に向かって計画的に積み上げていくというのもまた、キャリアの誤ったイメージだ。」としょっぱなから喝破している。
これまで人類が経験したことのない変化の激しい時代、一年先ですら何が流行っているかわからないのに十数年先など正確に予想することはできない。ではどうやってキャリアを形成していくのか、それは日々の習慣の積み重ねによってであるとして、今の時代にキャリアを形成するために必要な習慣を解説している。
こういうビジネス本を読むとき、その1冊の本から得られるものというのはそれほど多くないのがほとんど。 1冊から3つ読んでよかったと思えるものがある程度が大半ではないかと思うが、これは全編あちこちにそういう気付きや、仕事をする上でのヒントがある。
10年くらい買ったまま積んでいた本だが、もっと早くに読んでおけばよかったと後悔した。 -
本書曰く「金を儲けるとか出世するとかをキャリアの基準とすべきではなく、自分の目指すものをキャリアの基準とすべきである」。その通りである。が、自己実現こそがキャリアであるというような主張は、必ずしも万人向けではないのではないかと思う。まずは、これが反論の一つ目。 もう一つは、本書が紹介する9つの習慣や心構えについて。どの一つとっても、その実現には困難や苦難を伴う。これらをすべて実行、実践することはまず不可能である。凡人が努力の範囲内で実施できる内容を進めるべきである。
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図書館
挫折 -
キャリアを考えるにしたって、やりたいことしろって何よと思って読んだ本。やりたいことをして成功する保証は何もないし、わからなくて当たり前で、経験してみないとわからないとの言葉にほっとしました。自分の動機が何が強いかという点を見つけていきたい。
これから消えていく仕事と新たに生まれてくる仕事があるだろうし、いつ変化を強いられるかわからない。その時に困らないように、ここに書かれた習慣を身に着けていきたい。 -
キャリアは計画的にはつくれない p.4
日々の習慣の積み重ねによって、その人のキャリアの質は決まる p.5
顧客に対しヴァリュー感のある提案ができて初めて、コンサルタントなのである p.7
三つの動機
コミットメント系
リレーションシップ系
エンゲージメント系
顧客自身も気づいていない欲望や欲求を先回りして発見し
「あなたのほしいものはこれですね」と価値を提供できるのが、
本当のプロフェショナルなのである。
p65
プロフェショナルとサラリーマンの違いはなにかといえば、
それは仕事を通じて価値を生み出し、
それを顧客や社会に提供することを常に意識しているかどうかの差だ。 -
キャリアの本にはよく自分に合った仕事を選ぶことが大事とか、キャリアは逆算して考えろ等の理想論や当たり前のことばかりしか書いてない。一方でこの本は、9つのキャリアを築くための習慣に加えて、盲点になりがちなこと、ぼっーとしているといつの間にか陥ってしまう悪い習慣について具体的に深く書かれていた。
そのため、読んでいて多くの気付きと、今後の行動へのヒントを得ることができた。 -
2011/09/04
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教員からの推薦図書。