キャリアをつくる9つの習慣: これが価値を生み出す最新の働き方だ (ピンポイント選書)

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  • プレジデント社
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  • Amazon.co.jp ・本 (135ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833418775

感想・レビュー・書評

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  • ビジネス
    自己啓発

  • 「最初に自分は何歳でこうなるという目標を立て、その目標に向かって計画的に積み上げていくというのもまた、キャリアの誤ったイメージだ。」としょっぱなから喝破している。

    これまで人類が経験したことのない変化の激しい時代、一年先ですら何が流行っているかわからないのに十数年先など正確に予想することはできない。ではどうやってキャリアを形成していくのか、それは日々の習慣の積み重ねによってであるとして、今の時代にキャリアを形成するために必要な習慣を解説している。



    こういうビジネス本を読むとき、その1冊の本から得られるものというのはそれほど多くないのがほとんど。 1冊から3つ読んでよかったと思えるものがある程度が大半ではないかと思うが、これは全編あちこちにそういう気付きや、仕事をする上でのヒントがある。



    10年くらい買ったまま積んでいた本だが、もっと早くに読んでおけばよかったと後悔した。

  • 本書曰く「金を儲けるとか出世するとかをキャリアの基準とすべきではなく、自分の目指すものをキャリアの基準とすべきである」。その通りである。が、自己実現こそがキャリアであるというような主張は、必ずしも万人向けではないのではないかと思う。まずは、これが反論の一つ目。 もう一つは、本書が紹介する9つの習慣や心構えについて。どの一つとっても、その実現には困難や苦難を伴う。これらをすべて実行、実践することはまず不可能である。凡人が努力の範囲内で実施できる内容を進めるべきである。

  • 図書館
    挫折

  • キャリアを考えるにしたって、やりたいことしろって何よと思って読んだ本。やりたいことをして成功する保証は何もないし、わからなくて当たり前で、経験してみないとわからないとの言葉にほっとしました。自分の動機が何が強いかという点を見つけていきたい。

    これから消えていく仕事と新たに生まれてくる仕事があるだろうし、いつ変化を強いられるかわからない。その時に困らないように、ここに書かれた習慣を身に着けていきたい。

  • キャリアは計画的にはつくれない p.4

    日々の習慣の積み重ねによって、その人のキャリアの質は決まる p.5

    顧客に対しヴァリュー感のある提案ができて初めて、コンサルタントなのである p.7

    三つの動機
    コミットメント系
    リレーションシップ系
    エンゲージメント系

    顧客自身も気づいていない欲望や欲求を先回りして発見し
    「あなたのほしいものはこれですね」と価値を提供できるのが、
    本当のプロフェショナルなのである。


    p65
    プロフェショナルとサラリーマンの違いはなにかといえば、
    それは仕事を通じて価値を生み出し、
    それを顧客や社会に提供することを常に意識しているかどうかの差だ。

  • キャリアに勝ち負けはない。
    キャリアは計画的につくれない。
    満足度の高いキャリアをつくれるようになるには?
    顧客に価値を創造し、提供していること、仕事を楽しんでいること(プロセスを楽しみながら結果も残す)、貪欲に成長していること(どんな仕事をしてもそこから何かを吸収しようとする)
    つまり、キャリアに無駄というものはない。
    自分にとって好ましいキャリアをつくっている人の習慣から、何かを技を盗みたいと思います。

  • キャリアの本にはよく自分に合った仕事を選ぶことが大事とか、キャリアは逆算して考えろ等の理想論や当たり前のことばかりしか書いてない。一方でこの本は、9つのキャリアを築くための習慣に加えて、盲点になりがちなこと、ぼっーとしているといつの間にか陥ってしまう悪い習慣について具体的に深く書かれていた。
    そのため、読んでいて多くの気付きと、今後の行動へのヒントを得ることができた。

  • 2011/09/04

  • 教員からの推薦図書。

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著者プロフィール

高橋 俊介(タカハシ シュンスケ)
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科特任教授
1954年東京都生まれ。
2000年に慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授に就任。個人事務所による活動に加え、湘南藤沢キャンパスのキャリア・リソース・ラボを拠点とした個人主導のキャリア開発や組織の人材育成についての研究に従事。2011年より、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任教授。2022年4月より、現職である慶應義塾大学 SFC研究所上席所員。キャリア形成、人材マネジメント、リーダーシップ、働き方改革などに確かな知見を有し、本質を見抜く目に定評がある。
沖縄県那覇市にも事務所兼住居を持ち、1年のうち3割は沖縄で暮らしながら仕事をしている。
主な著書に『キャリアショック』『21世紀のキャリア論』(以上、東洋経済新報社)などがある。


「2022年 『キャリアをつくる独学力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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