なぜ元公務員はいっぺんにおにぎり35個を万引きしたのか ビジネスマン裁判傍聴記

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  • プレジデント社
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833423359

感想・レビュー・書評

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  • 県立図書館新春福袋の一冊。
    私は著者を旅行エッセイストと勘違いしていたが、代表作は「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」だった。著者はもう十数年も毎日裁判所通いをして、「人知られていない裁判」を紹介する「プロ」でした。

    今回は裁判傍聴記を「ビジネスマン」に絞って紹介している。「お金」「女・酒・クスリ」「小事件」「情欲」「被告人を助ける人々」に分けて、人生いろいろをスケッチする第一部と、「法廷の人に学ぶビジネスマン処世術」の2部構成。第2部の方は既に私には意味ないのでなおざりに読んだ。

    逆転無罪とかの劇的な裁判はない。プロなので、こういう罪ならこういう量刑だな、と類推して全部当てている。畢竟「生活の中から生まれる被告人の生き方」に焦点が当てられている。琴線に触れた事例を紹介したい。

    ●「通帳横流し詐欺」
    56歳営業マンが会社のお金を自分の通帳に横流ししようとして不正にカードを作成した。利益を得る前に発覚。面白いのは、いまだに会社にも家族にもバレていない。本人は隠し通すつもりである。結果は執行猶予つき判決。裁判長は「家族に言わなくて良いんですか?」と倫理的に詰め寄っている。トロさんは「甘いな。理屈はそうかもしれないが、世の中は理屈だけで動いているのではないのだ」と被告人の考えを「否定はしたくない」とする。
    ←膨大な裁判と人生を見続けてきたトロさんの意見は傾聴に値する。

    ●「専業主婦の援交」
    30代専業主婦の売春容疑。2017年の流行語「忖度」を使って、この犯罪の背景に夫婦お互いの没コミニュケーションがあると分析している。リストラされたけど打ち明けない夫、わかっていて聞けない妻、家計助けるために援交するけど見てみぬふりする夫。忖度合戦は5度以上あるとする。ちなみに夫はいまだにこうなったホントの原因をわかっていないようだった。判決後いまどうしているかと聞かれ「まだ無職です。なかなか条件に合う仕事がなくて‥‥」

    ●「元公務員の窃盗」(本の題名になった裁判)
    ホームレス43歳男性が4日間何も食べなくて、コンビニ35個のおにぎりをありったけカゴに入れてそのまま店を出て行こうとした小さな事件である。被告人は3つの大学を卒業した、福祉関係の元公務員だった。その職場で彼は考える。「公務員でできることはほとんどない」。辞めてフリーランスで手話通訳の仕事を始めた。そこでは暴力団絡みの仕事しかなくて失望、鳶職に転職。まるきり使えない、と首になり路上生活者へ。検察もルールだから求刑したという感じ。弁護士は当然執行猶予を求め、実際そうなる。裁判長も真摯な説諭をする、という珍しい裁判になったという。
    ←基本、この連載はヤフーニュースに載せたらしいので、かなりヤフコメがついたと思われる(だから本の題名にもなったのだろう)。トロさんは自己責任追求コメントがつかないよう、かなり気を配って書いている気がした。いろいろ「どうしてそうなっちゃうの?」という疑問を持つとは思いますが、全文読めば私も被告人の「やさしさ」が招いた小事件だと思う。

  • タイトルに惹かれて買ったので、なぜ人は罪を犯して(しかもおにぎり35個万引きとかいう不可解な罪を犯して)しまったのか、そういう例をたくさん読みたかっただけです。だけど後半は、裁判官や弁護士、検事からビジネスに活用できる話し方、作戦を学ぶ、みたいな展開になってました。私はビジネスパーソンではないし(仕事はしているけど教職なので)、本書でアドバイスされてるような「部下へのアドバイスの仕方」とか「上司を立てつつ・・・」とかいうのはあまり興味をもてませんでした。
    でもまぁ、裁判を傍聴してみるのは面白そうだな、と思いました。今度行ってみます。

  • 法廷を通して、社会の関わりや人間の本質が描かれていて、それをビジネスコミュニケーションに活かす本。
    一気に読んだ。
    『冤罪でも、法廷に「職場仲間」は一人も来ない』という事実に考えさせられる。

  • 「事実は小説よりも奇なり」とは良く言ったもの。ビジネスマンが起こしたまさかまさかの事件に対する裁判傍聴記。

    一見普通の人が起こした種々の事件。たいていは「そんなことをする人には見えなかった」という周囲の評。どのような動機から事件を起こし、また裁かれていったか。現実とは思えないような事件が多く出てくる。
    前半はビジネスマン裁判傍聴記。
    お金編、女・酒・クスリ編、小事件編、情欲編、被告人を助ける人々編。
    後半は法廷の人に学ぶビジネスマン処世術。

    好みの別れるところであろうが前半が絶品だっただけに後半はやや退屈。

    情欲編4の「忖度夫婦だから専業主婦は援交に走った」が印象的。
    リストラされた中小企業の夫。妻にはそのことを言えない。出社を装い装い職探しの毎日。収入が無くなり給与が振り込まれないことに気づいた妻。夫の気持ちを慮り気付かぬふり。収入を得ようと妻が考えたのが援交、売春そして逮捕。夫婦がお互いの気持ちから遠慮が重なった悲劇。

    それぞれのエピソードいずれかドラマ化したら面白いかも、と思ったが、よくよく考えると現実なのに現実離れした事件。あまりドラマ化にはそぐわないかも。

    筆者は街中華のほか裁判傍聴関連の多くの著作に定評がある。なかなか日頃接することのない裁判な世界を堪能できる一冊でした。

  • 「ストレスがたまりすぎる→犯罪に走る」っていうパターンがかなり多いことに驚き。
    ストレスをすべて発散させるなんてことはできないにしても、水際で犯罪を思いとどまれるほどには軽減できるものではないかと思ってしまうのはあまちゃんなんだろうか?

    ストレス犯罪とはちがうけど、売春で捕まった主婦の話はオーヘンリーの『賢者の贈り物』をなぜか思い出した。あの話の結末とはまるで違うのに。
    それぞれが相手を想うことは素敵なことだけど、本当に大事なことを見失っちゃダメだ。

    第2章の処世術は、序盤は第1章の傍聴記とくらべて面白味がないな…と思いながら読んでいたけど、「お仕事あるある」がたくさんでてきて、役にたつこともちょいちょい書かれてるのでオススメ!!

  • なぜなのかと思って手にした本。ビジネスマンに絞った裁判の傍聴記。前半で著者がこれまで見てきた裁判で印象的だったものが抜粋され、後半は裁判から見る処世術について書かれている。後半はあんまり興味なかったかな。前半部分をもっとじっくり読みたい。

  • 読み物として面白い。犯罪の入り口は様々。何とも言えない感じ。

  • 2019.12.11

    真面目な人、まさかそんな…と言う人が罪を犯す。
    裁判で明らかになる人となりと、ストレスや悲しみの行く末。
    タイトルで釣られたが、いつ自分もそうなるかわからない。
    裁判でのやりとり、それは人付き合いなど、社会での生き方にもつながる教訓もある。

  •  
    ── 北尾 トロ《なぜ元公務員はいっぺんにおにぎり35個を万引きした
    のか 20191015 プレジデント社》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4833423359
     
     裁判長が2度と来るなと諭す被告人の条件(20191106 09:15)

    …… 被告人を裁く法廷は、裁判長・検察官・弁護士が働く現場だ。彼
    らの腕の見せ所はその「話術」。傍聴歴19年で(本書)を上梓したノン
    フィクション作家・北尾 トロ氏が「法曹三者がプロ魂を発揮し、おも
    わずもらい泣きしてしまった言葉」を紹介する――。
     
     地味で退屈な法廷がドラマチックになる瞬間がある

     僕が裁判傍聴をはじめてから19年がたつ。法廷は被告人が裁かれる場
    所であると同時に、裁判長、検察官、弁護士のいわゆる法曹三者が働く
    現場でもある。

     今回は過去に傍聴した裁判の中から、僕が「これぞプロフェッショナ
    ル!」と唸った事例を紹介したい。正直にいえば、退屈極まりない裁判
    も多いが、法曹三者の彼らはいつも淡々と職務をこなしている。あまり
    血が通っているとは言いがたい事務的やりとりに終始するケースがほと
    んどだが、彼らにも「プロ魂」を発揮する瞬間があるのだ。

     ▼忘れられない法廷のプロの技【弁護人編】

     圧巻の「最終弁論80分」で無罪判決を勝ち取る
     日本の刑事裁判の有罪確率は99%以上だ。被告人が罪を認めていれば、
    裁判が始まる時点でおおよその判決まで予想がつく。「判例重視」と批
    判されることもあるけれど、似たような事件で判決が大幅に変わったら
    おかしなことになってしまう。そのため、有罪判決が見込まれる裁判で
    は、情状酌量による減刑や執行猶予付き判決を得ることなど、量刑をめ
    ぐる駆け引きが繰り広げられる。

     なかには被告人が否認する事件もある。でも無理のある主張が多く、
    長年裁判所に通っていても、無罪判決を聞く機会はほとんどない。証拠
    も動機もあり、どう考えても被告人が犯人なのに「だとしても、そうさ
    せたのは被害者だから私は無罪です」と訴える被告人を見ていると、代
    理人としてその主張を通さなければならない弁護人は大変だなと思わさ
    れることも多い。

     もちろん、それはそれでプロとして立派だ。しかし、ごくまれに、刑
    事弁護を志した人なら誰もが思うであろう「本気で検察とのガチ勝負」
    に挑み、成功を収めることがある。

     正当防衛を主張する傷害致死事件の被告人の「強力助っ人」

     僕が傍聴した中での最高峰は、いまから6年ほど前に傍聴した傷害致
    死事件。裁判員裁判で行われ、審理の日数は4日間だった。事件の概略
    は以下のようなものだ。
    <自転車でコンビニに向かっていた被告人が、酒に酔った被害者に絡ま
    れた。いったんは別れるが、自宅に戻った被告人が忘れものに気づき、
    再びコンビニへ。すると再び被害者ともみあいになった。被告人に殴ら
    れ地面で後頭部を打った被害者(持病のため出血しやすく止血しにくい
    傾向があったと後でわかった)は、救急車で運ばれたものの翌朝死亡。
    争点は、被告人の暴行態様。被告人の暴行と被害者の死亡との間に因果
    関係が認められるか否か。正当防衛が成立するか否か>
    被告人の主張は正当防衛で、被害者を殴ったことは認めている。裁判で
    正当防衛が認められることはまれだ。しかも、今回は事件の目撃者が証
    人として呼ばれているとなれば、勝ち目は薄いと思われた。
    では、どうするか。

     弁護士「被告人の運命はみなさんの掌の中にあります」

     裁判員の先入観(捕まったのだから有罪だろう)を取り除き、暴力が
    やむにやまれぬものであり、酔っ払いの被害者の行動には疑問符が付く
    という事件全体のストーリーに共感してもらうしかない。

     放ったパンチ1発が致命傷となったのは、被害者は飲むべきではない
    酒をたくさん摂取していたからであり、医者から酒をやめるよう注意さ
    れていたこと、酒が原因で妻と離婚したことなどが背景にあるのだと被
    告人は主張した。

     弁護人は本来、原告側に圧倒的有利に働くはずの目撃者証言にも鋭く
    切り込んだ。みずから現場検証をして、目撃したとされる位置からは、
    もみ合った場所が見えないことを証明したのだ。

     苦しくなった検察が、被告人の過去(暴走族だった)をネチネチほじ
    くり返すと、弁護人は「異議あり」と激怒し、今回の事件と何の関係も
    ないことを裁判員に印象付けた。

     そして検察の求刑5年を受けての最終弁論で、弁護人は驚異のパフォー
    マンスを披露する。

     メモさえ持たず、80分もかけて、被告人に対する疑惑の糸を解きほぐ
    すように検察の証拠をことごとく粉砕していったのだ。話術の巧みさ、
    抜群の記憶力、論の立て方と筋道の通った説明は説得力にあふれ、裁判
    員たちをくぎ付けにしていた。

     最後に弁護人は言った。

     「もしこれが正当防衛でないなら、この国はもう、どんな暴力を受け
    ても反撃してはいけないのと同じことになってしまう(中略)被告人の
    運命はみなさんの掌の中にあります。その掌を握りつぶすことだけはし
    ないでください」

     判決は無罪。絶対に冤罪にはさせないと心に決めた弁護人が、持てる
    能力をフル稼働させた秀逸な弁論だった。

     ▼忘れられない法廷のプロの技【裁判長・検察編】

     傍聴席を号泣させる、巻き込む話術・演技力

     裁判長の人柄が現れるのは、判決言い渡し後の説諭(悪事をしないよ
    う被告人に諭すこと)にあると思っている。説諭をするかどうかは裁判
    長にゆだねられ、まったくしない人もいれば、必ずする人、事件によっ
    てしたりしなかったりの人といろいろだが、個人的にはするほうがいい
    と思っている。説諭には再犯防止の意味合いが強いからだ。

     かける言葉は以下のようなものが代表的である。

     「あなたには待っている人がいるのですから、刑務所でしっかり反省
    し、罪を滅ぼし社会復帰したら、二度と犯罪を犯してここに戻ってくる
    ことのないようにしてください」

     実刑判決を受けた直後、気落ちしている被告人に、自分には親や家族
    がいるんだと希望の光を与えることばだろう。孤独な被告人にはこうだ。

     「刑務所を出てからも人生は続きます。あなたには先があるのですか
    ら、大変なこともあるでしょうが、ヤケにならず、自分を大切に生きな
    ければだめですよ」

    「奥さんの墓を守っていくこと。それは、あなたにしかできません」

     僕はかつて、裁判長の名調子にもらい泣きしてしまったことがある。
    妻の自殺をほう助した罪で逮捕された初老の男性に執行猶予付き判決を
    下した後、ぐっと身を乗り出し、次のように語りかけたのだ。

    「執行猶予を付けたのは、あなたには外の世界でするべきことがあると
    考えたからです。奥さんの墓を守っていくこと。それは、あなたにしか
    できません」

     温かいことばをもらい、涙を流して礼を述べる被告人。この人が悪事
    を働くことは二度とないだろうと確信できた。

     一流のキレ芸「こんな事件起こして恥ずかしくないんですか!」

     検察官は証拠が整っていていればほぼ確実に有罪判決を得ることがで
    きるので、弁護人のように熱弁をふるったりする必要はない。だが、執
    行猶予も絶対に与えたくないと意気込むのか、再犯防止意識が高いゆえ
    なのか、性犯罪や覚せい剤使用事件などでは、被告人質問で暴走気味の
    追い込み方をするときがある。

     典型的なのは、性犯罪を担当する女性検察官が、全女性を代表するか
    のような口ぶりで、被告人の犯罪行為を責め立てる場合。見学(傍聴席)
    の女子高生たちまで利用するのを聴いたときは、目的のためには手段を
    選ばぬオフェンス力に舌を巻いたものだ。

    「あなたね、さっきから『もうしません』と繰り返しているけど、前回
    捕まったときも同じこと言ってるでしょう。ふー(タメ息)。今日は傍
    聴席に学生の方がたくさんきています。みんな、あなたをにらんでいま
    すよ。こんな事件起こして恥ずかしくないんですか! もういいです、
    終わります」

     反論できない相手をいたぶり、恥をかかせるわけだが、同じ検察官が
    別の事件では上品な口調で被告人に接しているのを見るとプロだなと言
    いたくなる。検察官の狙いは、被告人をカッとさせて本音を引き出すこ
    と、また、矢継ぎ早の質問で被告人の言い分が矛盾していることを明ら
    かにすることだ。傍聴を続けていると、しょっちゅう見かける検察官が
    いるけれど、いったい本人がどんな人なのか、僕には想像もつかない。

     ▼忘れられない法廷のプロの技【法曹三者編】

     裁判長・検察・弁護人が「おにぎり35個万引き」の犯人を励ます

     プロ意識の高い法曹三者はそれぞれ立場も役割も異なる。よって彼ら
    が足並みを揃えて被告人を励ますことはまずない。弁護人と裁判長はと
    もかく、厳しい刑を求めるのが常の検察がそんなことするなんてありえ
    ない。

     ところが、それに近いことが起きたのである。

     拙書『なぜ元公務員はいっぺんにおにぎり35個を万引きしたのか』
    (プレジデント社)に収録した、本のタイトルになった事件。被告人は
    43歳の無職男性。3つの大学を卒業した元公務員で手話通訳のプロだっ
    たが、ワケあって路上生活を強いられ、逮捕時の所持金はたった147円
    だった。

     「絶対に、いいですか、絶対に、二度と罪を犯してなりませんよ」

     被告人の人生や犯行に至る経緯が法廷内で明らかになってくると、あ
    ろうことか検察が被告人に同情したのか、どこか戦意喪失したような口
    調で「意見・求刑」を行ったのだ。

     「重大な罪を犯した被告人には罰則を与えるべきである」という“演
    技力”を求められるのが検察官だ。熱く訴えるべきところを実にあっさ
    りとすませてしまった。何の意図もなくこんなことをするはずがなく、
    「なるべく軽い刑でいいですよ」というメッセージとしか思えなかった。

     それを察知したのか、弁護人は最終弁論をくどくど述べず、裁判長に
    花を持たせる粋な計らいをする(ように思えた)。傍聴歴19年目で初体
    験した法曹三者の連係プレー。裁判長が満を持して熱い説諭を口にした
    のは言うまでもない。

     「あなたは絶対に、いいですか、絶対に、二度と罪を犯してはなりま
    せんよ(中略)まだ十分、人生を立て直せるはずです。わかりましたね」

     Kitao, Toro ノンフィクション 1958‥‥ 福岡 /法政大学卒
     
    …… フリーターなどを経て、ライターとなる。“裁判長!シリーズ”
    ── 《裁判長! ここは懲役4年でどうすか 20‥‥‥ 文春文庫》
    ── 《裁判長! おもいっきり悩んでもいいすか 20‥‥‥ 文春文庫》
     
    ── 《ブラ男の気持ちがわかるかい? 20‥‥‥ 文春文庫》
    ── 《怪しいお仕事! 20‥‥‥ 新潮文庫》
    ── 《もいちど修学旅行をしてみたいと思ったのだ 20‥‥‥ 小学館》
     
    ── /・共著《町中華探検隊がゆく! 20190220 交通新聞社》散歩の達人POCKET
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4833423359
     
     公式ブログ「全力でスローボールを投げる」。
    https://kitaotoro.blogspot.com/
    http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e8%a3%81%e5%88%a4%e9%95%b7%e3%81%8c%ef%bd%a22%e5%ba%a6%e3%81%a8%e6%9d%a5%e3%82%8b%e3%81%aa%ef%bd%a3%e3%81%a8%e8%ab%ad%e3%81%99%e8%a2%ab%e5%91%8a%e4%ba%ba%e3%81%ae%e6%9d%a1%e4%bb%b6/ar-AAJUmZo?ocid=iehp#page=2
     
    (20191106)
     
    https://twitter.com/awalibrary/status/1191919137510973441
     

  • ビジネスマン裁判傍聴記。プレジデントオンライン連載。

    このインパクトあるタイトルで期待しちゃったなあ。「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」のほうが面白かった印象。ビジネスマンに限定されているからか、取り上げられる裁判のインパクト薄め。エンタメ本のつもりで手に取った私が悪いんだけど、教訓めいた内容も多くて、ビジネス書のような読後感。むう。

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著者プロフィール

本名、伊藤秀樹。1958年、福岡市生まれ。
小学生の頃は父の仕事の都合で九州各地を転々。東京都立日野高校、法政大学卒。 個人事務所(株)ランブリン代表。NPO法人西荻コム理事長。西荻ブックマークスタッフ。季刊ノンフィクション雑誌「レポ」編集・発行人。

「2011年 『【電子書籍版】昭和が終わる頃、僕たちはライターになった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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