- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784833450720
作品紹介・あらすじ
「その件は○○君に」と名指しされる社員が出世する。なぜ「体育会系」学生は企業に引っ張りだこなのか?あなたの出世、採用、給料、リストラはこう決まる!出世、採用、給料、リストラの「基準」が明らかに。
感想・レビュー・書評
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《読了時間》
5h
《目次》
①昇進・昇格
②給与・評価
③採用・入社
④雇用・退職
⑤リストラ・解雇
《対象》
・就活生が人事部の抱えているものをサラッと認識する用途。
・人事スタッフが同様事例が発生した際のファーストアクションを間違えないように頭の片隅においておく程度のもので良いかと思う。
《視点》
・内容は大手企業の人事部視点のものが大半
《時期》
・2013年〜2018年の法令改正に対応している
・終身雇用の崩壊・サラリーマンのサバイバル時代
《構成・内容》
・構成は「法令改正/社会情勢の変化」にあたっての大手企業人事部の対応が具体事例とともに記述されるかたち
・人事部として「人材×情勢を鑑みての最適配置/人件費コスト/採用コスト/会社としての体裁/労使対立の解決」の事例を生々しく書いている。
・人事部らしさなのか、数字・理屈で割り切れない問題を多く扱っている。
・トラブルの解決策も直情的判断でなく、会社としての体裁を保ちながら断罪する点、懲戒解雇の最後の一線の例を知ることができる。
《所感》
・自身が人事部長として同じ立場であれば恐ろしいと感じた。
・直情的判断禁止、守秘義務遵守、人件費コスト削減、整理解雇などシビアな判断が必要であることを再認識させられた。
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<読んだ日>
20160418
<内容>
採用選抜から入社後の昇進審査、解雇の判断など、キャリアにおける全フェーズにおける人事部の視点を多数の実体験を元にまとめた本。
これを読んですぐに何かが変わるわけではないが、こういう視点で見られているんだということを知っておくのにはとても役立つ。
<行き先>
Amazon -
前半のみさらっと読んでみた。
へえ、そうなんだーと思うような内容はゼロ。常識の範疇かな。