若くしてテニス選手だった男性と結婚するも不幸な結婚生活の末、夫を亡くし帰国途中に立ち寄ったポルトガルで自分にそっくりな女性と出会ったヒロイン。
共に観光で立ち寄った断崖で何者かに頭を殴られ気絶してしまう。
病院で意識を取り戻したヒロインは記憶を失っていた。
そして傍らには夫だという怖い顔をした男性がいてーー。
妻だという女性ではないと主張するも信じてもらえないもどかしさをヒロインと共に感じます。
嫌われている女性と入れ替わってしまうなんて困惑でしかない。
まだ(自分はその女性じゃない)という感覚は残っていてよかった。
ヒーローの頑固さは…
しかし嫌いな女性とそっくりな女性を愛するようになるもんなのね(そりゃハーレクインだけれども)。
そして表紙写真が本を直に撮影したものとはw
私はメアリー・ライアンズが読みたくて古本を発掘してるくらいだし復刊してくれたらいいのに。
1992年。