ウエディング・ベル (ハーレクイン・イマージュ 1225)

著者 : サラ・ホーランド 片山真紀

• ハーパーコリンズ・ジャパン (1999年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[raraminさんの感想 · 2021年12月1日]

☆3.5

テレビ女優のヒロインは恋人と共に親友の結婚式に参列したが恋人（ヒーロー）は結婚式嫌いで不機嫌さを隠そうともしない。

シャーロット・ラムの娘サラ・ホーランド作品、ずっと読んでみたかった。作者のハーレクイン作品は22作あるけどこれが最後の作品。
ハーレクインやその他海外ロマンス小説で最初からH/Hが恋人カップルの作品って続編とか愛人物以外で初めて読んだ気がするので目新しくて良かった。

相思相愛で２年同棲しているのに結婚は絶対にしたくないヒーロー。
原因はどうも彼の過去や故郷に関係しているようだけどなかなか心の内を明かさないヒーローを温かく見守って支えるヒロイン。それ以外の二人の関係は良好で幸せなカップルなのだけど、過去や故郷の話には敏感で態度が急変するヒーロー。それだけヒーローも心の傷が深かったということなんだろうけど。◯◯は罪深いという話。

このお話が特別面白かったわけでもないんだけど、一定のクオリティと奇抜さがありそうなので他も色々読んでみたいなー。

Red Hot Lover 1998