エンゼルの涙 (ハーレクイン・アメリカン・ロマンス 148)

著者 : ダラス・シュルツェ 仙波有理

• ハーパーコリンズ・ジャパン (1989年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[mさんの感想 · 2011年10月15日]

放蕩者+女医　[more]<br />普段読まないタイプのお話だけど良かった。ヒロインは<span style="color:#ffffff;">父と和解することはない</span>んだろうな…。<br /><br />ヒーローは酔った帰り道で女の子を拾い、隣人であるヒロインに怪我の手当てを頼む。<br />女の子の親捜しやヒーローの父との和解。<br /><br />女の子の父の話のスピンがあるが未訳らしい。残念。<br /><br /><blockquote>内容（「BOOK」データベースより）<br />二年ほど向かいの部屋に住んでいるが、アン・ペリーはアパートの隣人フリン・マカリスターにいい印象は持ったことがなかった。アンは、ロサンゼルスの病院に勤務する医師だ。厳しい仕事に出かける朝や、大変な一日を終えて帰宅するとき、自堕落な生活をしているらしいフリンをよく見かけた。いいかげんな男、とアンは会うたびに不愉快だった。ところが、フリンの部屋に、親にはぐれた少女が住みついてから、彼に対する印象はすっかり変わってしまった。少女ベッキーは心底フリンを信頼している。フリンも、ベッキーの親を捜す一方、彼女をわが子のように愛している。怪我したベッキーの手当てをして以来、アンは、フリンとベッキーと三人で家族のように過ごすようになった。そしてその暮らしに、深い愛着を感じ始めている自分に気づいて驚いた。</blockquote>