映画と詩と散文にまたがる幅広い文学活動の足跡を、美学の立場から語り起こす。大阪の文学についてや会社経営者としての歩みも。
1914年、福島県生まれ。37年、東京帝国大学文学部卒業後、主婦之友社勤務を経て尼崎精工㈱に入社。 詩作を続け中原中也賞など受賞。66年より帝塚山学院短期大学で講義をはじめ、のちに名誉教授となる。 映画評論でも一家をなる。 大阪市民文化芸術賞、大阪芸術賞など受賞。著者は詩集『夜学生』『ミラボー橋』、評論集『映画芸術への招待』『詩への接近』、エッセイ集『映像の論理・詩の論理』『低く翔べ』『わが敗走』など多数にわたる。 「1994年 『なにわ塾第54巻 詩と映画と人生』 で使われていた紹介文から引用しています。」