うさぎのみみはなぜながい (日本傑作絵本シリーズ)

著者 :
  • 福音館書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834000078

感想・レビュー・書評

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  • ちっぽけなうさぎは、大きくなりたくて神様のところにお願いに行き、ある課題を出されます。
    うさぎは知恵を働かせてその課題を見事クリアするのですが…
    うさぎの耳がなぜ長いのかが分かるお話です。

    うさぎや他の動物たちの動きや表情がコミカルに描かれ、森の植物などもダイナミックにデザイン化され、タペストリーのような魅力を感じます。

  • ある意味残酷。
    でも知恵がすごいなと思った本。

  • メキシコ民話

  • 九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
    https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/1273510

  • 厚生省中央児童福祉審議会推薦
    全国学校図書館協議会選定
    大阪市立中央図書館選定

    小さな体のウサギだけれど、すばしっこくて賢いからこそ3匹の優れた獣に勝てたという事実。
    だから今のままの大きさでじゅうぶんなんだよ、というのはわかるけど、願いを叶えると約束したのに大きくしたのは耳だけというのは納得できない(笑)
    賢さで3匹の獣を騙したけど、あまりに都合のよい展開に賢いというより運がいいだけのような、、、。
    猿に至っては、知恵比べ対決を期待したのですが、森で一番知恵があるとされているのにその賢さは特に書かれていない。
    ありがちな昔話でしたが、ハードなミッションのわりに見返りが少なくてウサギが不憫でした。

  • 【読み語り11分】メキシコ民話

  • 7歳5ヶ月の娘に読み聞かせ

    むかしばなし
    ってほんと残酷。

  • ダチョウのくびはなぜながい?

    と言う本があった。

    本書は うさぎのみみはなぜながい だ。

    かみさまが 何故 うさぎに残虐なことをさせるのか?
    そこがよく理解できない。

    テウアンテペックの昔ばなし と巻頭にある。

    テウアンテペックって何?

    メキシコの地峡。つまりメキシコの南部の幅の狭い
    地域だ。
    メキシコは南側のTijuanaにしか行ったことがない。
    色んな人種の人たちがいて興味深かったことを覚えている。

    メキシコがナオワの国と言った時代のおおむかしの物語でその頃のメキシコ人はみなわたしたち日本人そっくりの人たちで、アステカ文化という、たいそう高い文化を持っていました。

    北川民次は巻頭にそう書いている。

    この人たちはどこに行ったんだ?

    齋藤孝は、 なぜ日本語はなくなってはいけないのか の最初の方に書いている。

    スペイン人が中南米の土着の人たちを大量虐殺したからだ。
    アステカ文化も滅んでしまった。
    つまりアステカ文化を支えた言葉も無くなってしまった
    ということになる。

    少し風変わりなお話しだが、北川民次はアステカ文化の伝承をしたかったのだろう。

    ウクライナの文化も無くしてはいけない。



    本書は、絵本で世界を旅しよう 
    でも 13番目に紹介されている本です。

    こちらの方も全紹介絵本に挑戦中です。

  • 残酷なのに、息子は面白がって何度も読んだ。

  • 面白かった。読み聞かせに使いたい!

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著者プロフィール

北川民次

「1962年 『うさぎのみみはなぜながい メキシコ民話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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