ゆうびんやのくまさん (世界傑作絵本シリーズ―イギリスの絵本)
- 福音館書店 (1987年5月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834002706
感想・レビュー・書評
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勝手に始めた「人気の絵本の特徴を見つけよう」の試み15冊目。
クリスマスシーズンの真っ只中、お気に入りの書店の店頭で目に入った作品。
ストーリーは、クリスマスの日のゆうびんやのくまさんのお仕事に1日密着してみました!といった感じの内容。
イラストが個人的にものすごく好みで、一生懸命働くくまさん丸いフォルムが愛くるしいことこのうえない。
持ち運びしやすいコンパクトサイズなのも押しポイント。
クリスマスにおすすめの作品です!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ゆうびんやさんのくまさんが今のところ1番かも
自分への荷物はあるかなと考えていたり
サンタさんへの手紙を書いていたり
今作はくまさんの内面の様子がちらり♪ -
子どもと美術館の読書コーナーで一緒に読んだ。
やうびん屋さんって実はたくさんやることあるんだろうな。良い時間でした。 -
あのくまさんが、郵便屋さんだったら…?
冬のある日、郵便屋のくまさんの日常をえがいた1冊。
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フィービとジョーン・ウォージントンさんによるイギリスのくまさん絵本シリーズの1冊です。
このシリーズは可愛らしいくまさんがいろんな仕事をしている姿を見せてくれます。
今回は「郵便屋」の、それも冬のさむ~い日のくまさんの1日がよくわかる1冊になっています。
表紙ではあったかそうな羽織りものを着て、郵便配達をしているくまさんです。
しかし作中では、まったく羽織りものをせず仕事をしているので、「おお~い!誰かくまさんに羽織りめのを持ってってや~!」と、心の中で思いつつ、娘に読み聞かせをしました。
読み聞かせはゆっくり読んでも5分程度ですので、寝る前の読み聞かせにピッタリです。
郵便屋のくまさんは、とても温かな人たちに囲まれながら仕事をしています。
くまさんの気持ちやまわりの人たちの気持ちこそ、言葉では書かれていませんが、その情景を見るだけで、読んでいるこちらも温かい気持ちになります。
冬の寒さのなかで感じる、人々の温かな気持ち。
まさに冬に向かう今の季節に読み聞かせたい、心をあたためてくれる1冊です。 -
2歳の娘、ぱんやのくまさんも好きだけど、こっちも大好きみたい。
朝起きて、仕事をして、くたびれてぐっすり寝る。という話の流れは、ぱんやもゆうびんやも一緒で、その単調ともいえるおだやかさが、なんともいいです。寝る前にちょうどいいです。 -
タノシカた
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くまさんはひとりぼっちで暮らしている、という書き出しすごいなって思う。自立して暮らしているともとれるし、天涯孤独ともとれる。こどもたちを惹きつけてやまないのです。
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くまさんシリーズ一気読み
ほっこりします -
郵便屋さんも自分に荷物が来ると嬉しいというのがなんともほのぼの。
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再読。働くくまさんシリーズのだいすきな一冊。ここに描かれるのは郵便屋のくまさんのクリスマス・イブの一日。くまさんは仕事が丁寧です。ほどけかかった小包は包み直します。
『どこのいえでも、くまさんがいくと、とてもよろこびます。』
配達先のお宅の奥さんがくまさんにクリスマス・パイをふるまうのも納得です。かわいくてまじめな郵便屋さん、わが家にも来てくれないかな。仕事の邪魔になるのは承知の上だけど、郵便物を届けに来るたびに引き留めてしまいそうだよ。町のみんなに愛されているくまさん、素敵なプレゼントがもらえるといいね。