ぬまばばさまの さけづくり (世界傑作絵本シリーズ)

  • 福音館書店
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本棚登録 : 82
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834008449

作品紹介・あらすじ

デンマークの沼地に住むぬまばばさま一家。真夏の風の無い夜、ぬまばばさまが酒造りを始めると、あたり一面、白い靄に包まれます。古い切り株で作った釜に沼の水を入れ、そこにお酒の材料である夕焼けの紅や月明かり、小鳥のさえずりなどを混ぜ合わせます。その後、酒樽でじっくり熟成させている間、一家も冬の眠りにつきます。やがて春が兆し、お酒を飲んだ一家は、あちこちで春が生まれるお手伝いをします。

感想・レビュー・書評

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  • 表紙からもっと変なものを想像したのですが、北欧系の自然崇拝っぽい話でした。ぬまばばさまは、みかけはいじわるばあさんみたいですが、ねはいいひとです。という説明は面白かった。

  • 醜さも大切にする考え方に驚き

  • 誰かが、季節を作っているのね?
    デンマーク、懐かしい~

  • 春の香りを かいだことがありますか?
    ぬまばばさまの一家が織りなす酒造りは、
    四季を感じる自然の営みとして
    受け継がれているのだと思います。

    一見、怖いような風貌の妖精一家が
    愛おしく思えてくるから不思議です。

    春の香りを胸いっぱいに吸い込む
    ぬまばばさまの表情がなんとも素敵で、
    大好きになった一冊です。

  • 自然の中の妖精というか、妖怪というか
    北欧の自然との係わり合いが感じ取れる素敵な絵本

  • 自分で読んでた1年生7月

  • 【デンマーク】
    沼地に漂うもや。がイメージするものは、お国柄でこんなにもちがうんだなー。
    なんか、おおらか。
    豪快なぬまばばさまと家族がつくるお酒は、飲んでみたいような気がしちゃいます。(下戸だけど。)

  • 子供が道具にされて 喜んで酒造りを手伝っていて
    えらいなぁ・・・私だったら そんなの嫌って言ってにげる りぃ

  • デンマーク

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著者プロフィール

1921年 、コペンハーゲン生まれのデンマークの国民的絵本作家。美術学校でグラフィックアートを学び、教職についていたが、挿絵と絵本に専念するようになる。代表作として「はしれちいさいきかんしゃ」(’56年)や日本でもロングセラーになっている「つきのぼうや」(’62年)などがある。

「2017年 『あめ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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