わらのうし: ウクライナの昔話 (世界傑作絵本シリーズ)

著者 :
  • 福音館書店
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834015577

感想・レビュー・書評

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  • たまたま手に取ったら、ウクライナの昔話であった。

    おばあさんのアイデアで、わらで牛を作る。
    この牛が幸をもたらす。
    しかし最後、この牛は……(内緒)

    牛が可哀想。そりゃないわ〜〜〜(;_;)

  • ウクライナののどかなお話。どんでん返しが面白い。

  • 【あらすじ】
    お爺さんはお婆さんに言われた通り、わらのうしを作って横っ腹にタールを塗った。
    お婆さんはわらのうしを連れて丘に行く。くまやおおかみ、きつねがタールを取ろうとすると、タールにくっついてしまい、捕らえられて穴ぐらへ放り込まれてしまった。
    お爺さんは動物たちの皮を剥いで服を作ろうとしたが、1匹ずつ逃すかわりに蜂蜜、ひつじ、にわとり、あひる、がちょうを連れてくるように約束した。
    3匹とも約束通り、蜂蜜などを持ってきて2人は大喜びした。わらのうしは丘の上に立って崩れてしまった。

    【感想】
    わらのうしの最後が悲しい結末だった。

  • どんな資源も形を変えて幸せをもたらす可能性がある。
    そして誰も傷つかないラストが優しい

  • 親戚の家から借りてきて、息子が夢中になって一気に読みました。ウクライナの民話の絵本。お話も面白いけど絵が更に良し。
    5歳10ヶ月。

  • そんな無茶苦茶な。
    おじいさんのナイフを砥ぐ顔が悪すぎて。
    恐ろしい夫婦だよ…動物たちの素直さに泣いた。

  • おばあさんが、わらで作ったうしで、
    いろんな動物をつかまえますが、やさしいおばあさんは、、、、。
    心あたたまる、ウクライナ民話です。

  • 2023年2月8日(水)朝学
    3年B組
    ウクライナの昔話です。
    ウクライナという国を知っている子、たくさんいました。
    (この絵本自体は知らないかな?と思いましたが、知っている子がひとりだけいました!)
    タールの説明を少ししながら、読みました。
    版型も大きく、絵が素敵なので(ウクライナの画家さんだそう)、子どもたちもじっと見て聞いてくれていました。
    昔話の定石らしく3回話が繰り返されるのですが、「あ、まただ」という顔の子どもたち(笑)。
    おじいさんがナイフをとぐ場面では、その後の展開を想像してギョッとしていましたが、ハッピーエンドなので最後はみんな、ホッとしている様子でした。
    (読み手:H)

  • 貧しい老夫婦がわらで作った牛で、熊と狼と狐を捕まえますが、逃がしてやったお礼にハチミツや羊や鶏を手に入れ、幸せに暮らすというウクライナで最も愛されている昔話。(福音館の紹介より)

    『あなたもブックトーク』京都ブックトークの会にて紹介:(対象小学3年生、テーマ「お金持ちになりたいのは世界の人々の夢!?世界の民話から」鈴木晴代さん p.38)
    ブックトーク:
    ・日本の『わらしべちょうじゃ』は知っている子どもは多い。
    ・ウクライナの昔ばなし『わらのうし』のお話も一緒に紹介し、ワラから始まる民話を紹介。
    ・ネコの働きえお金持ちになるのは『長ぐつをはいたねこ』
    ・一羽のシラサギを使ってお金持ちになった沖縄の男の話『しらさぎちょうじゃ』
    ・『こどもに語る北欧の昔ばなし』のなかの『北風をたずねていった男の子』は小麦粉でお金持ちになる。
    ・コインを拾ったのは『おすのつぼにすんでいたおばあさん』
    ・金の塊を手に入れるのは『しあわせハンス』

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著者プロフィール

内田莉莎子

「2018年 『わたしのおふねマギーB』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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