森の小さな開拓地―クワイナー一家の物語〈3〉 (世界傑作童話シリーズ)

  • 福音館書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834017281

感想・レビュー・書評

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  • たまに読みたくなるシリーズです。

  •  ジョセフ15歳,ヘンリー12歳,マーサ10歳,キャロライン8歳,イライザ6歳,トーマス3歳。
     ベンさん父子とイライシャ叔父さんに手伝ってもらってクワイナー一家は十字路の町ブルックフィールドをあとに,コンコードの森の中の丸太小屋へ引っ越しをする。新しい土地で過ごす最初の1年。森の中の掘っ立て小屋で暮らすマイルズとウォリー兄弟,行商人のゾービーさん,近所の大地主ケロッグさん,そこで作男として働くホルブルックさん,巡回牧師のスピークスさん。スピークスさんの話からゴールド・ラッシュの時代であることがわかる。
     ゴールド・ラッシュに興味を示したのはヘンリーとトーマスだったが,それが何故なのか解説で井上一馬氏によって説明されていた。

  • 運良く払い下げの土地を見つけ、以前暮らしていた街から、30マイルほどの所に引っ越します。

    父さんの弟、イライシャ叔父さんと、かつての隣人?カーペンターさんと、その息子チャーリーが暫くの間、同居して、まだ未完成の家に手を加え、生活出来る様にしてくれます。

    我々の様に、土建屋が建ててくれた家に住む訳でなく、自分たちで木を切り倒し、建てて行かねばならぬ以上、男手が無いのは、こう言う時に大きな痛手となる。しかもイライシャ叔父さんもカーペンターさんも、それぞれに生活が掛ってる以上、あまり長くは家を空けられないので、納屋などは後回しにされてしまい、家畜はなく、開拓1年目は畑の野菜だけが頼りなのだが、雨が降らず干ばつが酷く、ようやっと雨が降ってくれたか…思えば、嵐で一気に野菜はダメになり…

    こうして危機に陥るも、コンコードヒルの中心に建つ大きな家の主、ケロッグさんの計らいにより、賄いの仕事を得、何とか食いっぱぐれる事無しに冬を乗り切ります。

    ある意味、もうこれでダメ…状態の時に、何処からともなく救助の手が伸びて来る運の強い家かと。まぁ、またそうでないと、ローラにまで繋がりませんからねw

  • 成長しましたね。
    みんな成長してる。

    もしかしたら、おかあさんもまた、成長しているのかもしれませんね。

  • 3さつめ。

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