すみれとあり (かがくのとも傑作集 どきどきしぜん)

著者 :
  • 福音館書店
3.93
  • (13)
  • (15)
  • (14)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 283
感想 : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834018172

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • はっとするほど美しい、などという陳腐な表現が憚られるほど美しい絵本。
    福音館の「かがくのとも」の一冊だが、その美しさは際立っている。

    表紙に描かれているのは、分かっているだけで約180種くらいはあると言われているすみれの中の、「すみれ」。
    小さくて可憐な姿からは想像も出来ないほど、強い生命力を持っている。
    コンクリートの隙間や石垣の割れ目にまで、しっかり花を咲かせるたくましさ。
    その命の不思議を、丁寧に解き明かす絵本で、ひと役買っているのは種の運び手である「あり」たち。
    どうしてありが運ぶのだろう?
    どこまで運ぶんだろう?運んでどうするんだろう?
    小さな花と昆虫との協力関係を、美しい絵で追っていく。
    「かがくのとも」のシリーズらしく、ストーリーの運びは謎解き形式。
    いくら子どもの眼線が低くても、すみれの種をくわえて運ぶありたちの姿までは、なかなか肉眼で見られない。
    まして大人は新鮮な思いでこの本を読むだろう。
    実は私も、「なんでこんなに庭じゅうにすみれが増えたの・・・?」と思っておりました、ハイ。
    種が飛んだだけにしては、あまりにも広範囲。不思議、ふしぎ。

    不思議だなぁと思うのがかがくの入り口だとしたら、この本は間違いなく観察し、仮説を立て、立証していくという確かな手順を踏んだかがくの本。
    すみれの花の美しさとともに、しっかり印象に残る一冊。
    約6分。読んであげれば3歳くらいから。

  • 表紙絵が欲しくて傑作集を登録してあります。


    月刊 科学絵本「かがくのとも」
    通巻:313.
    1995/04/01.

    すみれとあり

    作:矢間芳子(やざま よしこ)
    監修:森田竜義(もりた たつよし)


    発行所:福音館書店
    定価:350円(本体340円)
    雑誌:02377-4.
    T1002377040350.

  • すみれとありにこんな関係があったとは知らなかった。
    たねのはじける音ってどんなだろう。

    春に庭を観察してみたくなる一冊。

    1年生向け。

  • 2年教科書掲載本。

    花の種を運ぶのは鳥だけだと思っていたら、ありも運ぶんだってわかって新鮮でした。

  • 「不思議」がわかりやすく描かれていた。
    種のなかの白いものって、いったい何だったんだろう?
    それがなくても発芽するっていうことなのかな?
    っていう新たな疑問は出てきたけど…笑

  • UniLeaf では、この絵本に透明点字シートを挟み込んで製本した、ユニバーサル絵本を貸し出ししています。
    状況が「読みたい」になっている本はお貸しできます。
    「いま読んでいる」になっている本は貸出中ですが、ご予約いただけます。
    コメント欄に「貸出希望」と書いてください。
    (送り先の住所などはここに書かないでください。)

    この絵本は、点図が豊富に挿入されています。
    家族の人や先生と一緒にお楽しみください。

  • 身近な題材の科学の絵本。ダイナミックな構図と植物に生えた毛まで描く繊細な描写が好き。特に種が飛ぶシーンの絵に惹かれる。

  • なぜ、スミレはあちこちから芽を出して咲くのか。なんと、アリがたねを運ぶんだって。しかも、アリに選んでもらえるように、甘い蜜をだすそうな。すごいな、スミレ。

  • [墨田区図書館]

    小2の教科書に出ているお話。読み聞かせの際にこの著者の別の本を持ってこようと思ったので一緒に借りてきて、ついでに息子にも読み聞かせ。

全16件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

矢間芳子 矢間芳子(やざまよしこ)1945年、中国生まれ。絵本に『すみれとあり』(福音館書店)『くらしのなかのわた』(童心社)など。「かがくのとも」には『つゆくさ』『つばき』『かき』『おおいぬのふぐり』がある。

「2010年 『さくら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

矢間芳子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
馬場 のぼる
A.トルストイ
トミー=アンゲラ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×