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c8297 ¥700E
ぼくと原始人ステッグ
福音館文庫 S-44.
2006/5/20. 初版
著者:クライブ・キング (イギリスのリッチモンド生まれ)1924生まれ
画家:エドワード・アーディゾーニ(ベトナム生まれ、イギリス育ち)1900年生れ
訳者:上条由美子(かみじょう ゆみこ)
発行所:株式会社 福音館書店
主人公バーニー少年は、田舎のおばあちゃんの家の近くで、今は廃坑になったチョーク穴に暮らす不思議な原始人スティッグに出会う。共通の言葉を持たない、それまで全く異なる生活をしてきた二人が、洞窟のすみかを快適にするために、バーニーの少年らしい冒険心と創造力と死式と、スティッグの生きるために身に着けた行動力と物づくりの技とで、いろいろな物を発明します。
大人の知らない二人だけの秘密の時間と空間で、バーニーは自由と冒険とスリルを味わい、スティッグとの間に素朴な、温かい友情をはぐくんでいく。
この作品のあとがきに2006年2月の日付があるが、それによると、作品自体はもっと古いときにかかれたようです。40周年を記念して、パフィンのペーパーバッグだったがハードカバーになったとある。
何の40周年記念なのかはわからないけどw
巨石の遺跡が残るイギリスのお話。
最後に作った巨石の建造物は今もバーニーの目の前にある。巨石の建造物を作った人たちは消え、最後にスティッグも消える。