冬の龍 (福音館創作童話シリーズ)

著者 :
  • 福音館書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834022445

作品紹介・あらすじ

神田川の龍は言った。もし、おまえに守りたい人間がいるなら、災いがかからぬように、なんとか雷の玉をさがし出し、六十四年後の大みそかが新しい年に変わるときまでに、その玉を奉納するがよい。…その日にまにあわなければ、私にもなすすべはない。-ぼくらの街に、龍が!?歳月の中に失われた幻の玉をめぐって少年たちの冒険が、いま始まる。小学校上級以上。

感想・レビュー・書評

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  • 雷の玉をめぐる年末年始のお話。
    “九月館”という下宿屋に、訳あって一人で住んでいる主人公シゲル。年の瀬に下宿屋にやって来た黒ずくめの男性に雷の玉を探していると打ち明けられ…。
    読み応えがあり面白かった。東京の土地の話や神社の話が織り交ぜられ興味深い。

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著者プロフィール

「五本目のろうそく」で2001年第2回グリム童話賞優秀賞受賞、04年「冬の龍」で第10回児童文学ファンタジー大賞奨励賞を受賞(06年、福音館書店より刊行)、07年同作で第17回椋鳩十児童文学賞を受賞。主な作品に『時計塔のある町』「サッカク探偵団」シリーズ(KADOKAWA)がある。

「2020年 『からくり探偵団 懐中時計の暗号を解け!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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