みらくるミルク (たくさんのふしぎ傑作集)

著者 :
  • 福音館書店
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834026498

作品紹介・あらすじ

人間がミルクをとるために飼った最初の動物は、ヤギでした。牛が飼われるようになったのは、8000年ほど前。長い時間をかけ、人間は動物のミルクを様々に加工して食べることをおぼえました。その歴史にはおどろきがいっぱいです。 ヤギ、ヒツジ、トナカイ、ラクダに牛。人間がほかの動物のミルクを飲むようになり、チーズやヨーグルトなどの乳製品が身近な食べものになるまでを、あたたかい絵でつづった一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 牛乳についてのいろいろな知識が載っている科学よみもの。
    とてもよくまとまっていて大好きな本です。3年光村すがたをかえる大豆にも適しています。乳とはそもそもなにか、乳が出る家畜動物の種類、その中でも牛との歴史、飼い方、餌、内臓のつくり、搾り方、成分、殺菌、加工食品、雑学。
    大人が読んでも満足できる内容です。

  • 「おどろきいっぱい! ミルクの歴史 

    人間がミルクをとるために飼った最初の動物は、ヤギでした。ウシが飼われるようになったのは、8000年ほど前。長い時間をかけ、人間は動物のミルクを様々に加工して食べることをおぼえました。その歴史にはおどろきがいっぱいです。ヤギ、ヒツジ、トナカイ、ラクダにウシ。人間がほかの動物のミルクを飲むようになり、チーズやヨーグルトなどの乳製品が身近な食べものになるまでを、温かみのある絵でつづった1冊です。」

  • ヤギからもミルクをとっているんだな。

  • 毎日当たり前のように飲んでいて、子ども達にも身近なミルクの、歴史や製造過程がわかる本。大人でも、へー!と思う内容が多くて、一緒に読んで楽しかった。

  • ミルク。あかちゃんが飲むおっぱい。
    人類は8000年くらい前からいろんな動物のミルクを飲んだり、利用してきた。

    姿を変える食品、発酵食品のレファレンスの本としても使える知識絵本。

  • [墨田区図書館]

    また公文関連の本を予約しまくった中の一冊。B単元の終わりで出てきたんだけど、いざ読んでみると絵本じたてのクセに(笑)字は細かくて多いし、うん、きっとこれ、自分で借りてきてたら読んでなかったかも。ミルクがどのように重宝され、そこからさまざまな加工乳製品が作られてきたのかが紹介されていて、後半、チーズの紹介で、羊の胃袋?だかで自然に生成されていたのが初めで、当初はその胃袋をチーズ生成袋として使っていたという話とか、興味深かった。

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著者プロフィール

中西敏夫 中西敏夫(食物文化探検家)大阪府生まれ。横浜市立大学卒業。食べもの何でも大好き人間。好奇心旺盛で、目の前にあるものはとりあえず口の中に入れてしまうほど。家族によると、料理を作るのもまるで科学の実験をしているようだという。著書に『子どものためのイラストレーター』(自費出版)、児童文学者人名事典シリーズとして『外国人イラストレーター編』『日本人編』『YA(ヤングアダルト)人名事典』(以上、出版文化研究会)、アメリカの絵本『ブラザー・イーグル、シスター・スカイ』(共訳、JULA出版局・産経児童出版文化賞受賞)他がある。「たくさんのふしぎ」では、米本久美子氏との共作で『小麦・ふくらんでパン』(1992年11月号)『塩はげんきのもと』(1998年12月号)のテキストを担当した。

「2011年 『みらくるミルク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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