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- Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834080292
作品紹介・あらすじ
小五の香枝は、近くの公園にすむ四百羽の白鳥たちと、小さいときからの友だち。とくにふわふわの赤ちゃんは、なんと言ったらいいかわからないくらい可愛い。 ところがある冬、鳥インフルエンザの感染拡大を防ぐため、市民のシンボルだった白鳥すべてが殺処分と決まってしまった。いきなり襲った悲劇に、大人も子どもも身を引き裂かれる思いでいっぱい。公園の獣医師をしている香枝の父親にも、どうすることもできないのか…。
感想・レビュー・書評
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テーマは今風だけど、絵はちょっと懐かしい感じ。
獣医の父を持つ女の子が主人公。
鳥インフルエンザで自然公園の白鳥を殺処分しなくてはならなくなったことが物語の中心。
色々盛りすぎかなという印象。
お母さんが占いの番組にハマっているのとか、母子家庭の親友の話とか、ちょっと主人公に好意を寄せてくれていそうなクラスの獣医に憧れてる男の子とか…
もう少しどこか掘り下げてあれば、もっと深く読めたと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ひとりの子どもの日常から、命というものへの考え方に、じっくりと話が進んでいきます。一見コミカルに書かれた母親の姿に、情報にコントロールされる怖さも感じて・・・。深い話をやんわりと読ませてくれる、良い本だと思いました。
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