しょうぼうしの くまさん (世界傑作絵本シリーズ)

  • 福音館書店
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本棚登録 : 494
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834085365

作品紹介・あらすじ

しょうぼうしのくまさんは、ぴかぴかのあかい消防車にのって、からんからんからんと鐘をならし、助けをもとめる人たちのもとへむかいます。木から降りられなくなったねこをおろしてあげて、お礼のレモネードを飲んでほっとひと息。すると、納屋が燃えているという家から通報があり、大急ぎでしょうぼうしゃを走らせました。実直にはたらいて、日々のくらしをていねいに営む姿が人気の、「くまさん」シリーズ、待望の続編です。

感想・レビュー・書評

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  • はたらくくまさんのシリーズ6冊目。
    本当の消防士さんがあまりしない仕事も、くまさんしょうぼうしは、しています。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    2020年、立て続けに新刊が2冊出版されたこのはたらくくまさんシリーズ(わたしが勝手に名付けたシリーズ名です)。
    今回は消防士のくまさんの1日を描いた1冊です。

    小2の娘に読み聞かせをしたのですが、本当の消防士さんの仕事内容をすでに知っている娘にとって、このくまさんしょうぼうしの前半の働きぷりは、とても疑問だったようです。

    その場面をみて
    「え、消防士のくまさんは、こんなことまでするの??これって消防士さんの仕事じゃないよね??」
    という娘。

    確かにそうなのです。
    一般的な消防士さんは、あまりしない、というか、その依頼ではおそらく消防車に乗って出動しないのです。
    “やさしい”消防士のくまさんとしては、アリなのかもしれません。
    しかし、わたしも娘もそのエピソードに疑問をもってしまったため、☆1つとさせていただきました。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    現実にもある職業と物語の世界をどうつなぐのかは、難しいところではあります。
    現実にはあまり聞かないエピソードだからこそ、物語として楽しめばいい…そんな声も聞こえてきそうなのですが、これを本当と信じてしまう子もいると思うのです。
    そう一度思ってしまったら抜け出せず、☆1つとさせていただきました。

  • 読んだことがないと思ったら2020年発刊の新しい本だった。
    階段の数の数え方がいつも通りでとてもかわいい。

  • フィービ・ウォージントンとオリバー・ウィリアムス作・絵
    こみやゆう訳
    2020/9月(1992)福音館

  • UniLeaf では、この絵本に透明点字シートを挟み込んで製本した、ユニバーサル絵本を貸し出ししています。
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  • しょうぼうしのくまさん 上の子
    2歳10か月
    消防車大好きな息子。
    消防服を脱いでくつろぐくまさんに「なんで裸なの?」と真面目に訊いてきて面白かった。

    親のお気に入り度 ★★★☆☆

    ―子どもが選んで借りる

    2歳8か月 下の子
    少し長めの文章だけど珍しく、最後までじっくり聞いていた。

  • 小さくてコンパクトな本。
    水彩のイラストがやさしくて、どストライク。壁に飾りたい。
    部屋のチェックのふとんやお花、カーテンの小物もくまさんのイメージにあっている。
    鶏が枠から飛び出ている遊びココロのある構成もおもしろい。

    くまさん、暖炉でくつろぐ姿がぬいぐるみみたい。
    ちょっとパディントンみたい

  • くまさんシリーズ一気読み

  • 息子評価
    自分で読んでた

  • 子どもにとって消防士と消防車はかっこいい存在なので、シリーズの中でこのくまさんが1番好きみたいです。

  • 1y7m
    とても気に入ってる
    節をつけながら読んであげる
    猫に反応しておっおっと言いながら指を指す

    階段登るところで指で登る仕草をするととても喜んで真似する

    ホースで水かけるとこもすき

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著者プロフィール

フィービ・ウォージントン 1910年イングランド・ランカシャー州うまれ。リヴァプールで秘書として働いたのち、1947年から幼稚園教諭としてはたらく。兄弟のセルビとともに最初の本『せきたんやのくまさん』を制作。結婚し、家庭生活がひと段落したのちの1977年にふたたび絵を描きはじめ、パンや、ゆうびんや、うえきやと続くくまさんシリーズを完成させ、出版。

「2020年 『しょうぼうしの くまさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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