とんでいく (こどものとも絵本)

著者 :
  • 福音館書店
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本棚登録 : 129
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834085440

作品紹介・あらすじ

スピード自慢のタカが、湖から山を目指して飛んでいきます。野を越え、町を越え、飛行機と競走して、ついにタカは山に到着。そこでこんどはページを逆にめくっていくと・・・・・・、さっきまでタカだった鳥が、ガンの子に大変身! 仲間とはぐれたガンの子が、山から湖の住処に帰っていくお話が始まります。同じ鳥の絵なのに、右を向けばタカに、左を向けばガンに見える。前からも後ろからも読める、しかけがないしかけ絵本です。

感想・レビュー・書評

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  • 左から読むとスピード自慢のタカのおはなし、右から読むと昼寝をし仲間に置いていかれたガンの子のおはなし、1冊で2羽の鳥のおはなしを楽しめる絵本。
    どこを頭とするかで鳥の種類が違って見える、多義図形を用いています。わたしは終始、細長い方を頭と首にしか見えなかったため、タカのおはなしは少し読みづらかったです。

  • 前から読んでいくとタカが飛んで行く話で、緑色の文字を読んでいくように書かれています。後ろから読んでいくとガンの子供の話で、茶色の文字を読んでいくように書かれています。面白かった。

  • 再読。この本を読んでから、どんな絵本も「反対から読んで!」で大笑いしている

  • 同じ絵を使って前からも後ろからも読める絵本になっています。アイディアとデザインの勝利

  • シンプルな中に、表からも読めて裏からも読めるという一冊で二度おいしいお楽しみを秘めた絵本。
    表から読むとタカがとんがりやまのてっぺんを目指して力強く飛ぶお話、裏から読むとガンの子が頑張っておうちの湖に帰るお話が一羽の鳥のシルエットで表現されている。それぞれのお話の流れを追ってその鳥のシルエットを見ると、ちゃんとタカに見えたりガンに見えたりするから素晴らしい。
    6歳の息子も「そういうことか!」とすぐに絵本の作りを理解し「へぇ~!」と驚きの声。雲の中でのドラマチックなニアミスにハッと息を呑んでいた。

  • 表側から読む内容と、裏側から読む内容があり、絵は一緒。
    息子が読み聞かせしたがるのがかわいいかった。

  • 風木 一人 (著), 岡崎 立 (イラスト)

  • 一冊の絵本で、前から読むとタカの話、後ろから読むとガンの子の話と2種類の話が楽しめます。内容はさりげないものですが、面白い仕掛けの絵本です。

  • 前からも後ろからも読める2in1の超絶技巧絵本

  • 描かれている鳥は1羽なのだが、
    左側から読むのと、右側から読むのと、2通り楽しめる。
    おもしろい絵本だ。

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著者プロフィール

作家・翻訳家・「ホテル暴風雨」オーナー。主な著書に絵本『とりがいるよ』『たまごがあるよ』『いっしょにするよ』(KADOKAWA)、『とんでいく』(福音館書店)、『うしのもーさん』(教育画劇)、『にっこり にこにこ』(講談社)、『せかいでいちばんおおきなネコ』(絵本塾出版)などがある。主な訳書に『こくばんくまさん つきへいく』(ほるぷ出版)、『かべのむこうになにがある?』(BL出版)などがある。

「2018年 『『とりがいるよ』ギフトセット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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