はりねずみのノート屋さん (福音館創作童話シリーズ)

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  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834086638

作品紹介・あらすじ

はりねずみのツンタは、うさぎのトトンのためにノートを手作りしましたが、渡すのが恥ずかしくて、贈り主を伏せてプレゼントします。その後も、友達にぴったりのノートを作ってこっそり贈るツンタ。ひみつのノートは村で評判になり、ついには、ツンタは村で「ノート屋」を始めるのでした――。ものを作る楽しみと、それを喜んでもらえる幸せが味わえる物語です。色あざやかでかわいらしい、たっぷりの挿絵とともにお楽しみください。

感想・レビュー・書評

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  • ツンタが、ノートをつくって、ひみつのプレゼントするところがかわいかった。
    わたすひとにピッタリなノートをかんがえてつくるところが、すごいとおもった。(小1長女の感想)

    この本をきっかけに、ミニノート作りが娘のマイブームになりました。こんな時にはどんなノート?と考えるのが楽しいよう♪♪もののかたちには、工夫があると教えてくれる本に出会えて感謝。

  • はりねずみのツンタは、うさぎのトトンのためにノートを手作りしましたが、渡すのが恥ずかしくて、贈り主を伏せてプレゼントします。その後も、友達にぴったりのノートを作ってこっそり贈るツンタ。ひみつのノートは村で評判になり、ついには、ツンタは村で「ノート屋」を始めるのでした――。ものを作る楽しみと、それを喜んでもらえる幸せが味わえる物語です。色あざやかでかわいらしい、たっぷりの挿絵とともにお楽しみください。

  • はりねずみのツンタが、新しく住みはじめたブランケット村で出会う生きものたちに、ぴったりのノートを作ってあげるお話。

    相手のことを思い浮かべながら「どんなノートにしようかなあ」と考えるツンタを見ると、やさしい気持ちになれる。手作業で罫線を書き、表紙を作り、紙を綴じ、素敵なノートに仕上げていく様子にはうっとりする。

    優しく温かい色合いの絵はお話にぴったり。うさぎのトトンに作ってあげるノートとこの本の装丁が同じことも密かな楽しさ。

    2、3年生くらいの子に勧めたい本。

    「ツンタくん、なやむことはない。人生は、にょろにょろじゃからの」P50

    「表紙に、コーヒー豆のふくろみたいな、麻の布をはりました。やなぎの枝にひっかけるひもをつけて、しおりのリボンには、えんぴつもむすびつけました。」P54

  • 中学年向け。かわいいさしえとやさしい物語。だれかのことをおもいながらつくるものはすてきだね。

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著者プロフィール

ななもりさちこ 東京都生まれ。日本大学文理学部国文学科卒業。在学中は、落語研究会の活動に励む。デザイン会社勤務の後、立体イラストレーターとなる。カルチャーセンターで、ときありえ氏から童話の創作を学ぶ。著書に『オバケの長七郎』『やぎこ先生 いちねんせい』『しろくまジローは すもうとり』(以上、福音館書店)、『こだぬきコロッケ』(こぐま社)、『だじゃれ ことわじゃ』(理論社)などがある。

「2022年 『はりねずみのノート屋さん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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