ホホジロザメ (福音館の科学シリーズ)

著者 : 沼口麻子

• 福音館書店 (2022年6月17日発売)

作品紹介・あらすじ

オットセイに忍び寄る大きな影。その正体は巨大なホホジロザメだ。気づかれないように真下に移動する。そして一気に急上昇……巨体が宙を舞う。ホホジロザメは映画「ジョーズ」のモデルとも言われ、魚類最強ハンターとして有名です。近年の研究によって、サメが海の中でどのように暮らし、命を繋いでるのかが次第に明らかになってきました。サメ映画を見る前に、絵本でホホジロザメに出会ってみませんか。

感想・レビュー・書評

[かとのひもさんの感想 · 2022年9月3日]

表紙を見て、写真絵本かと思いきや、イラスト絵本！
なんという迫力！
ゆうゆうと大海を泳ぐ姿、獲物を狩るときの緩急
p8～p11は震えた。

海の掃除屋

1ヶ月に1度しか、食べられないことも

捕食者としてのサメだけでなく、分布や大きさ、身体の仕組み、生活者をシンプルに紹介していく。

交尾、出産、成長

「生きる」ことの凄みを大人になったサメの姿から感じた

サメ好きには、年齢関係なく紹介したい

[たまネコ♪さんの感想 · 2022年7月2日]

大迫力！
メスは腹の中で卵をかえし、そのまま1年間お腹の中で成長させる。
驚きだ！

[司書KODOMOブックリスト（注：「司書になるため勉強中」のアカウントです）さんの感想 · 2024年3月18日]

「海の中で繰り広げられる壮絶な生命のドラマ

オットセイに忍び寄る大きな影。その正体は巨大なホホジロザメだ。気づかれないように真下に移動する。そして一気に急上昇……巨体が宙を舞う。ホホジロザメは映画「ジョーズ」のモデルとも言われ、魚類最強ハンターとして有名です。近年の研究によって、サメが海の中でどのように暮らし、命を繋いでるのかが次第に明らかになってきました。サメ映画を見る前に、絵本でホホジロザメに出会ってみませんか。」

[So’s momさんの感想 · 2023年10月12日]

ホホジロザメがとてもリアルで図鑑のよう。深い海に潜って、海の中を覗いてるような気分になる。サメ好きの子に◎。

[ラビットサンバさんの感想 · 2023年9月18日]

ホホジロザメ。

[23さんの感想 · 2023年7月8日]

ホホジロザメの怖さだけでなく、生物としての一生が描かれていて、子供と一緒に楽しく読めました。

[五代小ぽけっとさんの感想 · 2023年7月6日]

2023.6.29 2-3

[yuji38kwmtさんの感想 · 2023年6月24日]

図書館で借りた絵本。
絵がキレイでダイナミック。サメって怖いよね、って改めて思う。
小学校高学年で読み聞かせしてみたい。

[かめれおんの手さんの感想 · 2023年4月1日]

大型絵本。でも、この大迫力は大きさのためだけではない。写真かと思いきや、全ページ絵…臨場感あふれる構成。中表紙がないところからドキドキする。
サメは図鑑や写真集なんかはよく見るが、オール絵でしかもサメの一生を通して生態が描かれている（胎児まで！）ここまでの絵本は、なかなかないのでは？
読み聞かせしたら…子どもたち、きっと喜ぶだろうなぁ！

[asami-toさんの感想 · 2022年9月22日]

きれいで、ホホジロザメの生態がよくわかり、いい絵本だ。
ただ、私はこういう絵本は苦手だ。

著者プロフィール

沼口麻子　1980年生まれ、静岡県在住。東海大学海洋学部を卒業後、同大学海洋学研究科水産学専攻修士課程修了。在学中は小笠原諸島父島周辺海域に出現するサメ相調査とその寄生虫(Cestoda条虫綱)の出現調査を行う。現在は世界で唯一の「シャークジャーナリスト」として、世界中のサメを取材し、サメという生き物の魅力をメディアなどで発信している。サメ談話会やオンラインサロン「サメサメ倶楽部」を主宰。著書に『ほぼ命がけサメ図鑑』（講談社）がある。趣味はサメ顎標本作り。たくさんの標本に囲まれながら眠りにつくことが一日の楽しみ。BOA AGENCY所属。

「2022年 『ホホジロザメ』 で使われていた紹介文から引用しています。」