- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834087024
作品紹介・あらすじ
小さなおじいさんとおばあさんは、家探しの旅に出ます。果物をくり抜いて家を作りますが、そのたびに災難が降りかかります。果たして、ふたりが安心できる住まいは見つかるのでしょうか? 甘いジャムが毎日食べられるいちごの家や、たくさんの部屋と階段があるすいかの家。朝日と夕日が楽しめる、眺めの良いりんごの家など、子どもたちがわくわくするような素敵な果物の家が、次々に登場。小さな世界にイメージ膨らむ物語です。
感想・レビュー・書評
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ほのぼのした絵で良い。
春夏秋までいろんな家に住んでみて、結局最初のが一番だねと終わる。
読み聞かせに遠目がきくか悩みどころ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
〝ある処に、大きな大きな胡桃の木がありました。その木の下には、小さな胡桃の家があり、家には小さな小さなお爺さんとお婆さんが仲良く暮らしていました。ある日、大きな雹が降ってきて、胡桃の家は粉々に壊れてしまいます。住む場所がなくなった二人は、新しい家を探す旅に出ることに...苺、西瓜、林檎...いろいろな果物をくり抜いた家に住みつきますが、そのたびに、災難が降りかかります。苺の家は腐ってしまい、西瓜の家は破裂してしまい、林檎の家は木から落っこちてしまい・・・〟どんな困難にも前向きに解決していく二人の夢物語。
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くるみの木の下に落ちたくるみの実を家にしている小さなおじいさんとおばあさん。
くるみの家が壊れてしまったけれど、まだくるみの実が落ちる季節ではないので他の家を探して、旅に出る。
春はいちご、夏はすいか、秋はりんご…。
そうして、一周して来たらちょうど前のくるみの木のところに戻ってきた。
季節もくるみが落ちる季節。
やっぱりくるみの家が一番ということで新しいくるみの実の家を作る。
いちごやすいかの家もいいけれど、実がダメになってしまうのが現実的。 -
くるみの家に住んでいたちいさなふたり。家が壊れてしまって新しい家を探すけれどなかなかいい家が見つからない。
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おいしそうな果物の家に住むのは、子どもの夢だと思う。読み聞かせには絵が小さいが、ぜひ出会ってほしい絵本。幼児から。
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想像が膨らむとても素敵な絵本◎
新しいお家は傷んできたり破裂したりと、食べ物ならではの時間の経過が描かれていて感嘆した一冊。
何でも試してみるのは良いことだなぁと思う! -
3歳からおすすめ。
とても素敵な色使いです。私もこんな絵を描いてみたいです。
「いえ」を眺めていると、想像が膨らみ、楽しい気持ちになると思います。
また、主人公のおじいさんとおばあさんの会話にニヤリ。
小さな幸せを感じることができる。そんな要素に彩られた作品です。 -
Y
4歳4か月
K
6歳8か月