オネエな彼氏とボーイッシュ彼女 2 (集英社ホームコミックス)

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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834232349

作品紹介・あらすじ

「オネエ」に対する勝手なイメージで、「思っていたのと違う」とふられ続けていた千代彦。運命なんて信じていなかった彼が街で出会ったのは赤い靴を履いた女の子だった…。千代彦とのぶ子の出会い編「赤い靴の王子さま」ほか6話+描き下ろしを収録。
ボーイッシュ女子・のぶ子と、オネエな男子・千代彦のほっこり日常ライフ。

感想・レビュー・書評

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  •  読了。
     チヨが過去ビッチだったら受け入れられるかしらと思ったけど、そうでもなくてよかった。ノブちゃんは男前だなぁ。惚れるわ。
    (211216)

  • すんなりと、読み手の心に入っていける、恋愛漫画
    ともかく、ストーリーがイイ
    彼氏がオネエって設定を存分に活かした上で、ごくごく普通の恋愛漫画に仕上げている
    一巻は物珍しさで買った人間が多いだろう
    しかし、この二巻は一巻でコガシロウ先生の紡いだ物語に惚れているからこそ、購入した読み手が多いはずだ。かく言う私も、その一人だ
    オネエだろうと、大人の男性であろうと、彼女が好きだからこそ、自分の恋愛感情に悩まされ、自分の情けない一面を見てしまう、そんな人を好きになれば、当たり前で、大抵の人間が経験のある感情と事象を、丁寧に描いているからこそ、千代彦に感情移入する男の読み手は多いに違いない
    また、ヒロインののぶ子も、ボーイッシュな見た目だからこそ、千代彦と付き合う事になった事で、自分でも気付いていなかった女の子らしい一面を、ふと私達にも見せてくれ、そこがまた可愛い
    そんな二人が一緒にいて、仲良さそうにしているトコを見ると、きっと気持ちが和んで、醜い嫉妬の念なんて微塵も湧き上がってこない、と思う。千代彦とのぶ子と同じになる必要性もないし、なれる訳もないにしろ、それでも、理想にしたいベストカップルだろうな
    似た者同士でも、正反対でもない、千代彦とのぶ子が魅力的に見えるのは、やはり、彼らが相手に尊敬できる点があるからだろう。人間関係にしろ、男女関係にしろ、相手の長所を、自分にない物として尊敬できるかどうかで、付き合いの長さが変わると思うんだが、私は
    この巻からの新キャラも多く、彼らもまた魅力的だ。特に、田宮さんは渋みがあって、グッと来た。次巻では、彼が主役のショートストーリーを読みたい
    さすがに、まだ2巻で話の数が足りないから難しいかも知れないが、ドラマ化してくれたら嬉しいな、一ファンとして
    どの話も恋色濃い目だが、やはり、私は千代彦がのぶ子を見初めた一瞬が鮮やかに眩しく描かれた、第15話「赤い靴の王子さま」だ。何故、好きかって、のぶ子の行動が人間として真っ直ぐだからだ。この話が私と同じく好きな人、そんで、コガシロウ先生は、あの漫画のあの名シーン、名セリフが好きな人だ、と妄想している
    この台詞を引用に選んだのは、私も言ってみたい台詞だからだ。こんな(イイ意味で)クサい台詞を臆せず、恥ずかしからず、恋人の顔と目を見て、スラッと言えるかで、男の器が判っちゃいそう。また、言われた女性も、これにどう返すか、で女子力が計られそうだ

  • 可愛い、ただひたすら二人が可愛い。もどかしいけど、この距離感がいい。

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