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- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834250688
感想・レビュー・書評
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新撰組
ドーベルマンのような忠犬だなと思った。
忠義を誓う誠の旗印を掲げながら、忠義を誓った相手が本当の正義なのかには関心がないような印象を受ける。
幕府が破れ、正義の定義が変わったあともそれに馴染めない言葉だけの武士道の軍団。
果たして死にたくないと逃げた人を粛清することが武士道なのだろうか。
甚だ疑問。やはり新撰組は好きになれない。
高杉晋作
上海の惨状を見た高杉がいなければ尊王攘夷は行われなかったかもしれない。長州藩を幕府から取り戻した高杉晋作はこれぞその時歴史が動いたと言わざるを得ない。
坂本龍馬
そんな高杉晋作が少し霞んでしまうほどの活躍を見せた人。
日本で初めての貿易会社亀山社中を作り、最新の武器を倒幕派に供給する。
その後、犬猿の仲であった薩摩と長州に薩長同盟を結ばせ明治維新の礎を作る。
これが土佐の下級武士の子が1人でやってのけたのだから日本史のヒーローと呼ばれる理由がわかった。
人々の命を大事に思い、出来る限り無血での大政奉還を目指す姿勢もカッコいい。
今後、坂本龍馬関連の書籍を読みたいと思う。
その入り口としてはとても良い本でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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