「似合う」の法則

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834251777

作品紹介・あらすじ

もう着るものに困らない。1万人の顧客がその証。体型別着こなし、新定番12アイテム。

感想・レビュー・書評

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  • 政近準子さんの本、2冊目。こちらは実用書で、これまた目からうろこの情報がたくさん盛り込まれていた。
    でも、買い物に関しては、おすすめタイミング以外は実践はできないわ...こんなに時間と体力を洋服購入のために費やせないもの。なので他の点では☆5つだけど☆マイナス1つ。(でもせめて手持ちの小物などをフル活用しなくちゃという気になった。)できそうなところだけ、つまみ食いさせてもらいます。
    以下備忘録。

    ☆知らなかったよ、今すぐ実践!
    まず、毎日の装いを靴も含めて鏡に映して写真を撮る、を1-2週間続けて撮りためたものを眺めてみると、自分の傾向がわかる。
    似合うと好きが違う場合は、似合うファッションに、好きな要素を部分的にミックスする。似合うを軸とし、「色」「素材」「デザイン」の要素のうちひとつを少量だけ取り入れる。

    ☆知ってたけどできてなかった、実践しよう!
    おしゃれで素敵な人を観察する。
    傷んだ服は潔く処分しよう。
    中年になったら膝が半分以上隠れる方が似合う。
    髪のカラーはパーソナルカラーから選ぶときれい。
    歩くときは手を前に振らず、後ろに引くとエレガント。
    スカート丈の自分のベストポジションを靴を履いて知っておこう。

    ☆知らなかったこと(多すぎ...)
    肌の露出が多いとカジュアル。
    消費期限ではなく「賞味期限」を意識し、6年経って古くさく感じる服は、今の時代の空気感、サイズ感(ピッタリ着るのかゆるく着るのかなどもある)が合わない。トップスは肩、スカートはシルエットと丈に、流行がハッキリと表れる。ただし、似合うので長く着て自分スタイルを作れる服もあるが、上質に限る。
    ジャケットはウエストサイズが合わないなら詰め、スカート丈もお直しすることを検討する。
    洋服が似合わない体型の人にはオーダーはすすめない。(なるほど!!)既製品をお直しするのがきれいに見える。
    自分に似合う「マイカラー」は長く使える品質の小物をその色がトレンドの時(たくさん出回る時)に買っておくとよい。
    ファッションではアクセントカラーに補色ではなく準反対色(青なら黄色)を使うとほどよいコントラストになる。アクセントカラーは目を引くので、チャームポイント、強調したいところに使おう。(カラーパンプスはやめようかなあ...太い脚が振りきれててチャームポイントになるのを目指すのでなければ。)
    和装のメイクが意外と濃いのは、派手な柄に負けないため。
    口紅の色は時代が表れる(確かに!)ので、古い印象にならないよう気をつける。
    ショッピングのベストタイミングがある。春は1年中着られるもの、小物、パンプスが豊富に出る。夏は梅雨終わり頃のバーゲンを上手に利用して短い時期の夏物を揃える。8月末から9月初めに出る秋冬物は通常より安めの設定でトレンドもど真ん中ではなく絶妙。冬は本気のコートなら10月中旬までに。バーゲンでは小物はいいものが残っているので上質なバッグなどを。

    大変勉強になりました。

  • ワードローブをトータルで、考えるという発想は早く知っておきたかった。
    家庭科の教科書みたいな絵は、テンション下がるけど、書いてあることは、結構大事なことだったし、具体的な買い物のリストは参考になる。
    もう少し、予算がある人向けリストを見てみたかった。

  • 似合うファッションについてのヒントがもらえる一冊。

    予算設定が、今の私には厳しかったです。
    大人だけど、予算はかけられない私はどうしたらいいかなと、考えながら読みました。

    次は、子育てしながら上手におしゃれを楽しむ本があったら、読んでみたいです。

  • 3年間の購買計画、シーズンの狙い目商品は参考になった。

  • イラストはこのセレクトでいいの?

  • 洋服に興味が薄いから、こそ

    ファッションに興味のごく薄い私。

    ともあれ、こちらの本の冒頭を読むと、ファッションというのは周囲の人の求める姿、
    周囲の人にどう見せたいかを念頭に入れることが肝要である、と考えさせられます。

    最近は1週間は平日5日と休日の2日しかないのだ、と思い
    衣替えの際に徹底的に服を着回しチェックをしてエクセルに見える化することで
    服を買わなくては服が足りない
    という思いからようやく解放され、冷静に考えることができるようになりました。

    第七章に、買い物が苦手な人のためのショッピングマニュアルと称して
    季節ごとのポイントや買い物への時間帯や店員さんとのコミュニケーションの取り方などが書かれており、参考にしながら買い物へ。

    狙ったアイテムが見つからないと、今日はご縁が無かったと、さっと帰れるようになりましたし、
    いいなと思ったものに関しても着回しを考えた結果辞めたりと、出費が抑えられていると思います。

    折に触れ再読している本です。

    ああ、チェック漏れてる服の着回しチェックをしないといけないなあ。。。

  • 社会人になり2年。好みでなくなった香りや似合わなくなったように感じるファッションが増えてきたため、購入。
    結論:購入してよかった!何度も読みたい!
    イラストは好みの雰囲気ではないけれど、著者の自慢やオススメゴリ押しがなく、読み手のことを考えてくれているなあ、と感じられました。
    2015.09.02

  • 以前から政近さんのファッションに対する意識に敬意を持っていた。
    単なる装いだけでなく、生き方や考え方までも含めたものが政近さんのいうファッションなのである。

    で、この本が図書館にあったので借りてみた。
    そうしたら完全に女性向けの本だった。
    但し男性にも役立つことは以下の通り。
    ・自分に合ったファッションを。
    ・好き(自分軸)と似合う(他人軸)のバランスを。
    ・自分を知る。短所と長所を把握する。
    ・TPO+S(Social:社交)
    ・無理な若作りは痛い。
    参考になった。

    政近さんの男性向けの本を読んでみたい。

  • [図書館]
    読了:2014/10/12

    パーソナルデザイン診断を受けた(著者のではない)のをきっかけにこの手の本を何冊かあさってみた。

    [pros]
    ・著者のおしゃれ自慢が入り込まない
    ・細かいところまでアドバイスしている
    ・ファッションタイプ分析表
    ・体系別アドバイス
    ・パーソナルカラーについて「パーソナルカラーの理論では、タイプごとに30〜50色ほどのシーズンカラーが設定されており、シーズンカラーに絞って服を買えば、お互いの色がマッチして着回しに困らないとされていますが、現代の「きっちり揃えすぎず、どこかあえて外すのがおしゃれ」とされている観点から見れば、色が調和しすぎるのは、固く、どこか古くありきたりのコーディネートになってしまうのは否めません。」

    [cons]
    ・写真がない
    ・絵がおしゃれでない、というか下手

    p.192 【晩夏】8月のバーゲン終盤の頃は、売れ残りの商品から目ぼしい品を探すより、秋の新作(晩夏商品)に目を向けた方が、賢い選択ができます。なぜなら8月末から9月初めに店頭に出る商品というのは、ほどよくトレンドを先取りし、しかも通常の秋冬物より安めの価格だからです。というのも、夏物から秋物にシフトするこの季節、いきなり商品の単価が上がってしまうと、客足が遠のいてしまうし、ファッションメーカーはこの時期にどんな商品が動くかを安めの値付けでリサーチし、本格的な秋冬物の生産を決めているからです。そんな理由から、トレンドの取り入れ具合もど真ん中過ぎず絶妙です。ぜひチェックしてください。

    p.196 【冬】コートを「本気買い」するなら商品豊富な10月中旬までに。それを逃したら早めのバーゲンで低下が高かった商品を狙いましょう。

    p.40 「女性の正装はスカート」

    p.198 自分がおしゃれと感じたり、『この人に教えてもらいたい」と思える人に接客を頼むこと。そう思えない人に接客されてしまったら、その日の買い物を中止するくらいの勇気を。
    ■セールストークと対応の例
    ・この商品、今人気なんですよ→どんなひとに人気なんですか?
    ・このデザインは今年の流行です→こちらの定番商品はどれですか?/流行っているものは今日は必要ないので
    ・これ、すごく売れているんですよ→私に似合うものを探していただけますか
    ・この商品はなんにでも合わせられて便利ですよ→私の手持ちの服では、あまり活用できそうもないです
    ・最後の1枚です→何枚くらい入荷したものですか?
    会話することで、販売員との「フェアな人間関係」を築く。

    p.201 バーゲンでは「あったら便利かな」というものは買わないこと。バーゲンでも試着して、ピンと来なければ潔く見送る。土日祝は、品質が劣るバーゲン専用商品が出回る確率が高く、混雑しすぎて何でもいいから買ってしまう傾向がある。平日か、土日祝なら午前中の早い時間。
    また、小物が狙い目。バッグ、靴、アクセサリー、スカーフなど、小物はバーゲン時期でも良い品が残っている。

    p.31 ファッションタイプ
    ■エレガント
    上品。優雅。柄や装飾は控えめでクラシカルなデザイン。高級感を感じさせる素材は必須。
    代表的アイテム:ドレープ入りのドレス
    カラー:ややグレイッシュな中間色
    素材:シルク、高級ウール

    ■フェミニン
    優しげでかわいい。フリルーやレース、リボン、花柄などでかわいらしさを表現。
    代表的アイテム:フリル付きブラウス
    カラー:パステルカラー
    素材:透ける素材、柔らかい素材

  • 役にたつ。
    このての本のなかでは、わりと良いと思う。

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著者プロフィール

パーソナルスタイリスト創始者。ファッションレスキュー代表取締役社長。パーソナルスタイリストプロ育成校「PSJ」学院長。
25歳でイタリアへ渡り、ファッションの真髄を学ぶ。帰国して、2001年「ファッションレスキュー」を創業。日本初となる個人向けスタイリングサービスを開始する。タレント、政治家、会社社長、起業家などの富裕層のほか、主婦やOLなども多く顧客に持ち、これまでのべ2万人をスタイリング。プライベートでは、1992年に結婚。ふたりの子を持つ母でもある。

「2016年 『服は、あなた。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

政近準子の作品

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