ここは幸町四丁目 (eyesコミックス)

著者 :
  • 集英社
3.09
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本棚登録 : 63
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834262551

作品紹介・あらすじ

お前、変わったよ。
小さな田舎町、「幸町」には、中学時代からよくつるんでいた幼馴染たちがいた。高校以降は別の進路に進んだ彼らだったが、様々な事情を抱えながら成人となった今でも当時のメンバーの一人・二上が営んでいる居酒屋で日常的に飲み交わしている。和気藹々とした空気の中、新田には密かに抱えたある想いがあって──…。変わりたくないという気持ちとは裏腹に、日々は少しずつ動き出す…。
【収録作品】手の内はいつ明かす

感想・レビュー・書評

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  • 幼馴染み5人組の中で生まれる1カップルの話の表題と、他1編収録。てっきり、タカとトオルもくっつくと思って2人の話待ってたのに…ハルとトモだけで終わった…。絶対そっちもBがLすると思ったのに、残念です…。そしてケンちゃんもノンケにしておくには実に惜しいと私も思います( ˘ω˘ )しかし、何より幸が天使で、もっと愛でたかった…^^

  • 中学時代の幼なじみグループの中の2人の話。
    居酒屋店主が主人公ではなかったのか?
    カバー下におまけあり。

  • 何て言うか…とても惜しい作品でした。
    すごく面白かったんですけど、中途半端。

    中学時代から友人の5人組。
    最初はケンちゃんが出来婚して嫁が事故で亡くなるところから。
    あ~ハイハイ、子連れBLね!って思ったけど
    全然違った!他の4人のうち二人がくっつく話だった!
    何でこんなに最初ケンちゃんをフィーチャーしたんだろうか…。
    脇役なら説明のみでよかったのでは…。

    とは思ったけど、友達みんなキャラが立ってて楽しかったです。
    全員の話を詳しく読みたいぐらい。
    仲良くしてる男たちってなんて可愛いんだろう。

    ストーリーの中心はハルとトモ。
    トモに昔から片思いだったハルの気持ちが
    みんなにばれ、芋づる式にトモ本人にも
    ばれるという話。

    トモはノンケなのでなかなか落ちず、
    じっくりゆっくり関係が進みます。
    これはとても良かったのだけど…
    くっついた、のかな…?
    と言うところで終わったので、
    え~~~~!!!何これ!!!

    エロどころかカップルですらない…。
    (くっつくのは時間の問題って段階)

    すごくキャラはよかったんですけどね。
    お話も読みやすくて面白かったんですけどね。
    不完全燃焼…。

    個人的には残りの友達の教師と消防士も
    ホモるのかと楽しみにしてたけど
    全然そんなことなくて涙。

    同時収録の「手の内はいつか明かす」は
    上司×部下…だと思ったら部下×上司だった。
    バリタチの上司が強引に犯される話。
    コメディタッチで軽く笑えました。

    表題作の続きが出たらぜひ読みたいです。

  • 裏帯の黒髪眼鏡が友達好きになっちゃったようなので買ってしまったんですが(もはや病気)これ藤峰式サンだったのね。先日酷評しといて…やっぱりこの絵すきみたいです 笑

    巻末に短編が一本あるだけで、ほぼ表題作です。田舎町で育った5人の幼馴染たちは高校で一度離れ、それぞれの進路を進んでいた。地元を離れ成人となったが…身内の不幸により再会をはたした5人は、またこの町でつるんで行くことになる。

    これ面白かった(・∀・)!男子特有の仲良し感…なんて萌えるんだっ!!しかもお父さん的なケンちゃんは、居酒屋店主で未亡人で小さい娘付き。好き勝手生きてきたが、親父が亡くなってから地元に戻り店を継いだ。そしてその店に週末になると集まってくる幼馴染4人…お母さん的な高校教師・トオル。長男的な消防士・タカ。世話焼き次男 建築系・ハル。我儘末っ子 フリーターなトモ。。カタカナ呼びまじ萌えるぅ(ゴロンゴロン)くだらない話でギャイギャイ騒ぎながら酒を飲むってゆー贅沢。そしてその輪に無邪気に飛び込んでいく愛娘の幸…あぁサチになりたい…。。

    一応今回の主役はハルとトモ。グループの中でもとくに仲が良かったふたり。バラバラになった高校も一緒だったし、上京したときも見送りをしていた。トモに初めての彼女ができた日に突如訪れた感情。この上京を期に一緒に終わるはずだったのだが…自分で認められても居ないのに独占欲が暴走してしまいトモを傷つけてしまう。
    その事をケンちゃんに相談しにいくハル。その後ろからその内容を聞いてしまうトモ…。グループ内で相談しにいけるのがケンちゃんだけなあたりがまじウケるwww たしかにトオルとタカは現実を突きつけた上に酒のつまみにされるであろうw
    大人になってしまうと、子供の頃みたいに簡単にはケンカも仲直りも出来ないだろうな。それでも今まで積み上げてきたモノを簡単に手放してしまうことも出来なくて…だけど友達なんだよね。友達ってだけで信じられるんだよっ!変わってしまった中に変わらないモノを見つけられるし、変わっていくことも受け入れられるんだよっっ!!その親友との間にうまれる小さな熱がヤヴァイんだってーーーーっ\( ˆoˆ )/♡♡♡

    あんど、ふたりの観察に熱が入る幼馴染達ww まじゲスいw でもオイシイ(^p^*))≡((*^p^)ポジションだな♡ 最終的には奥手なハルにかわってトモが引っ張っていくかんじになるんだけど、エロいシーンがないのに満足感があるのは関係の変化が大事にかかれているからかなーって思う。
    あと描き下ろしのハルが性格イケメンすぎてツライ。タカはふつうにイケメンでツライ…ツーブロ消防士…トオル攻めでスピン描いてくれないかな。。そもそも各々座る場所が決まってるのが夫婦感バリバリな訳で…。あー幼馴染の業は深い…。。


    同時収録の『手の内は〜』はバリタチの仕事出来る上司が可愛がっていた部下に告白されて付き合うようになるんだけど、一向に受けらしい態度にならない部下にヤキモキして部屋に誘うんだけど自分が下だったw というラブコメ。これも面白かった!年下らしい言い分と攻めっぷりが実にイイ。しかもタイトルから察するにコヤツかなりの猫かぶりとみた。ショートでいいから今後も読みたいと思う作品でしたー!

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著者プロフィール

漫画家。中身は「ふじみね」と「しき」の二人です。著書に『有休オメガ』『番手当って出ますか?』『俺たちは運命力が足りない』など。絹、琴と麦の猫3匹と暮らしていっます。

「2022年 『不動さんの裏垢活動(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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