サイケデリア (eyesコミックス)

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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834265156

作品紹介・あらすじ

新米刑事の溝尻は、物腰柔らかで見目麗しい先輩の日野に、刑事としての憧れ以上の好意を寄せていた(性的な意味で)。ある日、発砲事件の容疑者が逃走中との知らせを受け、溝尻と日野の二人は、張り込みを命じられる。その道中、一人コンビニに立ち寄った溝尻に聞こえてきたのは、銃声──。それは逃走中の男が日野に向けて発砲した音だった。病院に搬送された日野は意識不明の重体に…。上司から自宅謹慎を言いつけられた溝尻は、自責の念に苛まれながら自宅アパートに戻るが、そこで彼を迎えたのは、病院のベッドで意識を失っているはずの日野で──!!??
ワンコ系後輩刑事×美形先輩刑事(生霊)の、えっちな妄想と不可思議な現実が交錯するサイケデリックBL!

感想・レビュー・書評

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  • 妄想と現実が交錯するサイケデリックBL、後輩刑事×先輩刑事(生霊)。

    ある一件で意識不明の重体となった先輩を前に始まり、二人のこれまでの回想と、今回の件で謹慎となった後輩の帰宅後の出来事……ほぼ一日の間に起きたことが一冊になっている。
    『サイケデリック』な表現として詩の挿絵のようでもあり、それがコミックスになったような、一冊丸っと使いながらも短編のような感覚もあります。
    そんな不思議な本編に対して、協力店ペーパーがその後おまけ小話となっていますが、その何となく現実に戻ったギャップ? 雰囲気? が面白かったです。
    とらペーパーの内容にもクスッとしましたが、非現実的な不可思議体験後の日常や何でもない会話。そこまでを含めた1セットで好きな話でした。

    協力店ペーパーは『美音子さんへ挨拶編』
    とらのあな特典は『先輩の呼び方』

  • 純心な新米刑事×理想の先輩刑事。
    片想いこじらせ男子で年下童貞感丸出しの攻めがいじらしくてよき。受けもリードしてくれる綺麗なお兄さん感がよき。
    悪くはないけど、作者に期待というバイアスがかかっているせいかちょっと物足りなかった。先輩刑事の受けが撃たれて重体という場面から始まるのでダイジェストのようなまとまり感だった。

  • 可愛い話。自信のない子のフワフワ熱に浮かされたような、夢と現実の境のない布団の中のような世界で、自分とあなただけ。お菓子みたいにキレイでポップなフワフワ感が出ているのは、夢と恋と(欲望と)で出来ているからか。今までの他の話とはまた違う感じで突き進むような恋の欲望がかわいく出ていた。

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